富士山で遭難救助要請が相次いでいます。
富士山は、登山ルートが確立しており、夏であれば、さほど難しい登山ではありません。
遭難するのは、富士山の高さを甘く見たためです。
高山病はかかる人と、かからない人があり、それは年齢、体力とは関係ありません。
3000メートル付近まで登れば、高山病のリスクが出てきます。
私も、富士山ではありませんが、3000メートルを超える登山で、動けなくなったことがあります。
山小屋も近くにあるので、さほど追い詰められませんでしたが、行動が全くできなくなります。
幸い30分ほど横になって休むと、回復できました。
鎖が何本も続く下山道でしたが、なんとか無事戻ることができました。
富士登山をするときは、何か調子が悪いと思ったら、ひとまず休んで、回復しなければ、下山することです。
高度が下がれば、ほとんどの場合、体調は戻ります。
ただ、富士山は、登山道と下山道が分かれているので、無理をしてしまうのかもしれません。
登山道を下山してもよいと、大きく表示すべきでしょうね。