ＤｅＮＡ敗退の主因

久しぶりに、プロ野球を見ました。
日本シリーズも、ずっと関心がなかったのですが、
今年は見始めると面白かったですね。

セで下剋上を果たしたDeNAが、3連敗がけっぷりからの2連勝、
6戦目も、勝利目前でした。
9回に内川に同点ホームランを打たれたのですが、勝ちを逃した主因は
8回のフィルダースチョイスでしょう。

ピッチャーゴロを処理した投手と捕手が、3塁ランナーを見ないで、
1塁に投げてしまい、1点を献上してしまいました。
これが、結果的に勝敗を左右したと思います。

要は、リーグ優勝をしたチームと3位だったチームの差が出たということです。
DeNAの打撃陣はセリーグ随一で、投手陣もさほど悪くありませんでした。
しかし、リーグの結果は、広島に大差をつけられました。

要は、細かなチームプレーが完成されていなかった、
それが露呈した試合でした。
1点1点を大事にして、勝利を積み上げていくのがリーグ戦です。
シリーズでは、それに加えて勢いが、優勝を左右します。

この試合、DeNAはかなりのヒットを打っており、ソフトバンクや広島ならば、
かるく倍の得点を挙げていたでしょう。
やはり、優勝したかしないかのチームの差は大きかった。

でもラミレスの監督ぶりは見事でした。
選手時代に見せた、あのお茶目な姿は全く残っていませんでした。
観客を楽しませる根っからのプロだったのですね。

DeNAの課題はチーム力、そのためには優秀なコーチが必要です。
優勝経験のあるコーチを採用できればいいのですが、
ラミレス自身も1年契約なので、難しそうですね。

来年、巨人に監督交代の話が出れば、ラミレスを候補にすることも、
検討すべきでしょう。
DeNAも、もっとラミレスを大事にすべきですね。