眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

横溝正史

2007-02-11 | 読んだ本
犬神家の一族の映画が,リメイクざれて公開されています。
どうやら,ストーリーも画面も,前の作品そのままと言うことですね。
比べてみたい気もするけど、みる人いるのかしら?

映画は別として、横溝正史の小説は今も人気があります。
爆発的な人気だったのは、昭和50年代でしたけれども、その後何度も、映画やテレビドラマが作成されています。
もっとも、横溝作品は、昭和50年代以前にも、昭和初期,戦後まもなくと人気だった時期があるようです。
昭和50年代は、生前最後にして最大のブームだったわけで、老年になって再び筆をとってもいます。
死後までも、本当に息の長い人気をほこる作家ですね。

昭和50年代のブームの時には、僕もかなりの数の文庫本を買いました。
おそらく30冊以上はあるはずです。
しかし、それでも次々と発行されていきます。
さすがに買い切れなくなりましたね。

50冊までは,発行されているのを確認しましたが、どうやら80冊近くあるようです。
なぜ知ったかと言うと、知り合いの女性が集めていると言うのです。
「ああ、それならほとんど持っているよ。」と気軽にこたえたのですが、
彼女はなんと、私の蔵書を軽く超え50冊以上は集めていました。

横溝作品には、金田一シリーズだけでなく、他にも探偵モノがありますし、人形作七シリーズもあります。
どうやら金田一シリーズだけを集めているようです。
あと手に入れていないのは数冊ぐらいと言うから、完全に負けました。

さて、そうなると気になって、ブックオフでも、横溝本を探すのですが、めったに出てきません。
たまに置いてあるなと思うとすぐになくなります。
それもそのはず、古本で2000円近くの値がついている本もあるのです。

先日、2冊見つけました。
「空蝉処女」「憑かれた女」です。
ブックオフではない古本屋だったのですが、昭和50年代だったら,飽きていたので買わなかったですね。
そういう人が多かったので、古本で高価な値がつくようになったのでしょうけど。

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