トルコリラが暴落して世界経済が混乱していますが、日本でも

株価が乱高下していますが、これは世界各国の市場も同じで、トルコの通貨危機が原因になっています。
トルコと言うと、日本からはなじみがなくて、海外慣れした人が観光に行くくらいではないでしょうか。
後は、サッカーが盛んで、長友がトルコリーグに居るというくらいですかね。

日本でも、かなりの額が投資されているようですが、実は僕もちょっとだけ検討しました。
数年前から、ネット証券で、ゼロクーポン債の勧誘をしていたのです。
たしか、昨年の利回りが10％以上になっていて、低金利の日本からすると魅力的ですね。

これだけ利回りが高いからには、当然リスクも高く、トルコの国自体が金融危機に陥っています。
通貨のリラは、ずっと下がり続けており、、調べた時点では、1リラが40円ぐらいでした。
チャートでは、下げ止まる可能性はあったのですが、見送りました。

これまでも、危うい投資話を検討したことがありました。
あぐら牧場や、第二電電などです。
当然利率は高く、だいたい10％ということが多いですね。
何となく切りがいいので、勧誘しやすいのでしょう。

さて、外貨債ですが、トルコリラは、現在20円を割っていて、半分以下になってしまいました。
40万円投資すれば、利息の4万円をもらっても、半分になってしまった計算です。

今でも、ネット証券は同じ債券を売っています。
利率はさらに上がって15％になっていますが、リスクはさらに高まっています。
トランプの指示により、トルコの国家財政自体が破綻の危機に陥りそうです。
さらに、この債券の発行元はドイル銀行です。

投資に慣れていないと、あのドイツならば安心と受け取るかもしれませんが、トルコと同じく破綻危機にあることが知られています。
日本でも、相当悪名をとどろかしました

定年後には、甘い投資話にはのりやすいので。気をつけましょう。