眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

2歳児、無事見つかり保護されたが、反省点は多い。

2018-08-17 | 時事
山口県の幼児が、無事見つかって良かったのですが、非常に違和感を感じました。
大分県の高齢男性が、ボランティアで捜索を始めて30分足らずで発見しました。
本当に良かったのですが、多数出動していた地元の警察始めとする捜索隊は何をしていたのかということです。

捜索していたのは、海辺や草むらなどで、棒でつついたりしていました。
生きている人を探しているとは、思えないやり方ですね。
要は、おざなりの捜索をしていただけとしか見えません。

発見した人は、これまでの経験で、子供は上に登るという習性があることを知っており、道を登り、山に入りました。
そして、30分もたたないうちに発見しました。
子供の足ですから、そんなには遠くに行けなかったようです。

たぶん泣きつかれた後、その場にじっとしたところが、生存に適していたようです。
木々の中で、小さな沢と言うか湧水の出ている場所なので、昼も夜も25度前後で安定し、水も飲めた。
子供でも、食べずに3日生存できたのが、うなづけます。

日本の捜索で、いつも疑問に思うのが、これまでの経験を生かすつもりがないということです。
これだけ、ネットが発展しているのですから、その情報を分析すれば、ある程度の指針が出てくるはずです。
書いていて気付きましたが、これはビッグデータとAI解析の対象になりますね。
これからの技術までは必要なく、どこかで情報分析して、それを役立てる部署があればすむことです。

また、保護したボランティアから子供を取り上げようとしたそうですが、これも、どうですかね。
ボランティアが発見したことを大きく報道されたら、捜索していた警察の立場がなかったのでと思われても仕方ないですね。
さらに、救急車に乗せる姿を、ブルーシートで隠していましたのが、一番違和感がありました。

余計な気を回すよりも、いろいろな事案を解決するためには、効率の良い組織とシステムが必要です。

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