朝鮮との外向は難しい

韓国との関係が悪化して、大きな問題になっています。
ブログでも書きたくなるのですが、注意が必要です。

韓国での日本に対する情報に、かなり意図的なバイアスがかかっていることはわかります。
同じように、日本でも韓国に対する情報には、かなりバイアスがかかっているとみたほうがいいでしょう。
本当のことが、すべて明らかになっていないと見るべきです。

高学歴の人でも、日本史についての知識がない人が多く驚きます。
受験で、日本史を選ぶと不利になると思われていて、選択しないことが多いのです。
朝鮮との歴史についても、理解している人は少ないでしょう。

歴史をひも解けば、現在の日韓関係は明治維新初期に似ています。
西郷隆盛が征韓論を唱えたことは、ご存じでしょうか？
江戸幕府とは交流があった朝鮮は、維新政府との関係を拒みました。
それに対し、政府の要人が戦争を仕掛けようとしたのです。

根底にあるのは、朝鮮民族への理解がなかったことでしょう。
半島で生き抜いてきた民族は、それなりの知恵戦術を持っており、独特の性格があります。

安倍内閣に感じることは、内政はともかく、外交はまったくうまくないということです。
ロシアでの北方領土返還に大失敗し、中東に行って火に油を注ぐこととなっています。
同様に、韓国に対しても、もっとうまい対応があったのではないでしょうか。

ただ、今回の問題で、韓国も北朝鮮とは変わらない国民性を持っているということは、白日にさらされました。
それは、これからの日韓関係を考えるうえではプラスになることでしょう。

しかし、安倍政権のやることは、維新政府と似ていますね。
「富国強兵」まっしぐらです。
長州出身ですから、当然のことかも知れませんが、、