眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

事業仕分け

2010-04-29 | Weblog
民主党の人気をどうにか支えている事業仕分けが行われています。
民主党の若手議員が、官僚のトップや天下りなどの年配者に向かって、ばっさばっさ言いたいことだけ言っています。

今朝ふと気づきました。
これってどこかで見たことがあるぞ。
そう小沢さんが自民党の幹事長だったころ、まだ40代の小沢氏が宮沢さんを初めとする自民党の長老を面接した場面です。

若い小沢さんが自民党の権力を握っていることを如実に示したものでした。
さすがに違和感を感じたことを覚えています。
次の総理大臣を決める決定権があることから、官僚出身の政治家が頭を下げる場面でした。
その後、小沢さんは自民党を飛び出し、日本の政治不在の原因を作り出したのです。

事業仕分けですが、疑問なのは仕分けする議員たちが本当に事業をわかっているのかということです。
スーパーコンピューターでは批判が多く、廃止から事業縮小にしましたが、世界で1番でなく2番でもいいのではないかと無知をさらけ出しました。
科学の世界を知っている人ならば、こんな人に仕分けられたくはないと誰もが断言する発言です。

今回もFXロケットを切ってしまったようです。
コンピューターといいロケットといい、民主党の問題ではなく日本の未来を左右する技術開発です。
単に科学だけにはとどまりませんことを、仕分け人たちは理解できていません。

それから、YS11の保管費の900万円が問題になりましたが、これも飛べる状態にするのに良くこれだけの費用でできているなと感心する額です。
率直に言って、科学がわからない議員が科学事業を仕分けられるはずがありません。
科学を対象にするなというのではなく、もっともっと無駄な研究が行われてるのを理科系ならばわかります。

一応の支持を集めている事業仕分けですが、仕分け人を再検討すべきだと思います。
いわば、仕分け人の仕分けですね。
一部は今年の夏の参院選で仕分けられるようですけど、
中心になっている女性議員はそれを念頭に発言しているようです。

もっともそれを言うならば、普天間の問題でも、あまりにも無知すぎるので、担当者を代えなければいけません。
いよいよ総理を始めとする大臣の仕分けの時期が近づいてきたようです。

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