石川遼と斉藤祐樹

女性ファンに絶大な人気をほこる二人ですが、最近伸び悩んでいます。

石川は、20歳をはさむ数年苦しむのもいいかなと思っていたのですが、
一気に崩れる姿を見ると、メンタルにも大きな影響が出てきたのが気になります。

飛距離を伸ばすように試行錯誤しているようですが、それでショットが
だいぶぶれてきたようで、海外のメジャーだと大崩れするようになりました。

10代の戦い方で、ずっとプロとしてやっていけるとは思えませんので、
今のうちにいろいろと変えていくのは賛成なのですが、
それよりも大切な心の強さが、失われてきたように思えるのが残念です。

身体よりも精神、たぶん納得がいくようになれば取り戻すと思いますが、
けっこう長くかかるかもしれません。

斉藤は面白い投手ですね。
速球が130キロ台しかなくて、プロとして通用している、
変化球ピッチャーかと言うと、さほど良い球がない。

でも、その130キロ速球で空振りを取れる。
でも荒れ球で、低すぎるか高すぎるかで、バッターからすると、
打ちごろの速さなどで、振ってしまうのでしょう。

ノリのホームランは、真ん中に入っていましたね。
斉藤も失投といってますが、まさにホームランボールでした。

セのバッターが、振り回さずに当ててくると、ヒットが続きます。
大丈夫かと思ってみていたら、なんなくゲッツーで終わらせていました。
前に解説者が言っていた通り、バッターの心理を読む投球が、
持ち味なのでしょう。

カットボールやフォークで，三振が取れるようになれば、
勝ち星も増えてくるとは思います。
現状は、10勝が目標の投手かな。