復興支援マッチ

「東日本大震災復興支援 2012Jリーグスペシャルマッチ」ですか、
仙台、鹿島に東北出身者を加えた「TEAM AS ONE」が圧勝しましたが、
裏で放映していた野球との違いが出てましたね。

デル・ピエロがいたことで、Jリーグ選抜に遠慮（怪我をさせられない）が
あったこともありましたが、チームとしてのまとまりの差が出ていました。

サッカーは、やはり野球よりもチームとしての連携が、不可欠です。
Jリーグ選抜は、後半完全にチームとしての一体感がなくなっていました。
守備は崩壊、攻撃もつながりがなく、まったく攻め手がなくなって、
Jのだめだめチームと同じレベルになっていました。

一方、「TEAM AS ONE」は、基本を二つのチームに絞っていたこともあり、
守備攻撃とも連携がとれ、生き生きとプレーしていました。
復興のキーワードは「団結」、まさしくその重要さを見せ付けたことが、
このマッチの意義とも思えたほどです。

でも、デル・ピエロのゴールには、やはり日本と本場での個人技の差を
見せ付けられましたね。
まだ体調が十分でない上、来日してすぐだったため、極力運動量を
抑えていましたが、見せ場を作るところはさすがでした。

ゴールの少し前のシュートで、DFとGKの動きのにぶさを見て、
確信を持って打ったシュートでした。
エリア外では、方向を絞るだけで自由にミドルシュートを
打たせたDF、GKも低く滑らすボールにはあたふたしていました。

解説はボールがDFに当たったとか言っていましたが、
足の振り方をみれば、完全にバウンドが変わるように、
打っているのは明らかです。

やはり日本のサッカーが戦うには、連携と運動量しかないでしょう。
個人技では、まだまだ追いつけないのを見せ付けられました。