眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

京都の財政難:太るのは坊さんだけ?

2020-06-03 | Weblog
このような記事がありました。

「もう全然あかん」観光崩壊に苦しむ京都企業がそれでも攻めるワケ
プレジデントオンライン / 2020年6月2日 11時15分

京都でも、観光崩壊がおきて、ホテルなどを中心に休業が続いているようです。
コロナ前は、観光名所は外国人であふれていて、日本とは思えないようなところでした。
安倍さんのインバウンド政策のなせることですね。
それが一転して、外国人は入国しなくなり、日本人も外出自粛なのは、他と同じですが、
格差が激しかったようです。

率直に言うと、京都はあまり好きではありません。
観光地化しすぎて、テーマパークに居るような気持に陥ります。
ともかく、お寺に入ると入山料を払わなくてはならず、1日回るだけで相当な額になります。

春と秋には、特別拝観などとPRして、普段見られない場所を見せるといいますが、
ほとんどは、普段から公開しているところばかりです。
中には、これほど外国人が押し寄せる前には、敷地内に入れば当然入れた建物も
別料金で拝観料を取ったりします。
本当に、坊さんの拝金主義にはうんざりさせられます。

この拝観料に税金をかけようとして、坊さんのボイコットにあってあきらめたことから、
自治体は財政難に陥ります。
つまり、観光客が大勢来るので、自治体はいろいろなインフラ整理に莫大な金がかかります。
このため、一番恩恵を被っている寺社から、税金を取ろうとして失敗したわけです。

拝観料だけとって、インフラには金を出さない。
まさに「坊主丸儲け」ですね。

周辺の観光業が、廃業の危機に陥っても、援助する支援金の財源がないというのが、
この記事の内容でした。
なんか、「裸の王様」がおさめる日本全体の縮図に思えてきます。

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