眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

破綻しない老後資金の作り方

2020-10-09 | Weblog
老後破綻は、収入に関係ないと言われています。
現役時代に、1000万円を越える年収があっても、生活資金が底をつくのは珍しくありません。
必要とされる3000万円を貯めたとしても、生活費が多ければ、あっという間になくなります。

どうしてでしょうか?
それは、定年後も、それまでの生活をしてしまうからです。
1000万の年収があっても、公的年金は多くて250万円ぐらいが上限です。
働いていた当時と同じように消費すれば、1年あたり500万円不足して、
これを貯金から補えば、5年くらいで底をつきます。

どうすればいいのか?
現役の時から、生活費を抑えればいいのです。
できれば、収入の半分で生活する。
残りを貯金に回せば、破綻は避けられるはずです。

いつからはじめるか?
早ければ早いほどいいですね。
というのは、50歳になってからでは、子供の教育費で貯金はできなくなります。
子供一人当たり1000万くらいかかると覚悟しましょう。
奨学金を借りさせる方法もありますが、卒業後に子供の借金として、その人生を圧迫します。

どんなに収入があっても、できるだけ消費しないで生活する。
これで、貯金ができるだけでなく、定年後の生活が苦にならなくなります。

と偉そうに言っていますが、私も住宅ローンを返済すると、50歳で貯金ゼロになりました。
その後、貯金しようにも、教育費に消え、50代半ばまで全く貯金できませんでした。
しかし、収入の半分で生活する習慣を身に着けたので、老後は心配していません。

貯金と退職金を合わせれば、老後30年の収支は何とかなりそうです。
ともかく節約生活、これをできるだけ早くから、始めることです。


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