眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

松田聖子は歌唱力あるが、演歌は畑違いだった。

2022-04-29 | Weblog
不人気ブログを、延々と続けていますが、時たまアクセスのある記事があります。

森昌子と石川さゆりの歌唱力を、考察したものです。

定年後、ユーチューブで、かつてのアイドルをけっこう視聴するようになりました。

その中で、歌唱力を見直したのが、松田聖子です。

高い声だけが特徴のぶりっ子アイドルと思っていましたが、なかなか聞けます。

デビュー後の数曲は、きれいな高音だけを生かした楽曲でしたが、松本隆が作詞とともに、プロデュースするようになり変わりました。

低音の甘さを生かした楽曲を、次々作っていったのです。

その戦略は見事に当たり、出す曲すべてが、売り上げ人気1位となる状態を、数年続けることができました。

いわゆるぶりっ子イメージに合わせた曲作りが成功したのです。

私はと言えば、このぶりっ子のイメージが嫌いで、中森明菜の張り上げる歌い方のほうが面白く感じました。

とは言え、すでにアイドルに魅かれる歳でもなくなっていたので、トップテンで視るくらいでしたが。

還暦過ぎて、先に気づいたのが中森明菜の歌唱力、プロデュース力です。

これは、あとで書く気になったら書きます。

さて、松田聖子ですが、まず魅かれるのが声です。

きれいな高音、しっかりした低音、ともに男を引き付けるどころでなく、ほっとけなくなる声質を持っています。

歌唱力については、持ち歌でなく、他人の歌を歌ったとき、その実力がよくわかります。

南こうせつの「夢一夜」では、こうせつを圧倒し、
五輪真弓 の「街角のカフェテラス」は、松田聖子の最高の曲と思えます。

演歌でも、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」では、見事に歌いこなしています。

他にも、演歌の画像がありました。

都はるみ、八代亜紀 の歌を、本人の前で歌っていました。

確かに歌いこなしているのですが、演歌歌手がコーラスし始めると、差が歴然としました。

声が全く違う。

演歌歌手は、独特の声質を持っているのです。

演歌は、声に個性がなくては売れない、そういうことのようです。

アイドルは、やはりきれいな声質でなくてはいけない。

石川さゆりの曲が、遜色なく聞けたのは、やはり石川さゆりはアイドルの声質だと言うことでしょう。

別に、松田聖子や石川さゆりにケチをつけているわけではありません。

演歌の世界は、独特だとはじめて気づいたまでです。



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