クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

八木勝彦さんが彫られた小さな観音さんからは、祈りの心が静かに発せられています

2015年04月23日 08時42分09秒 | 円空さん
一宮市の玉堂記念木曽川図書館の3階で開催されている「今の、わたしたちの円空仏・作品展」。
会場入り口の受付では、八木勝彦さんが彫られた小さな観音さんがお迎えしてくれます。
10センチあろうかなかろうかという観音さんからは、祈りの心が静かに発せられています。

「今の、わたしたちの円空仏・作品展」は、26日(日)まで一宮市玉堂記念木曽川図書館3階で開催中です。
(10時~17時、最終日は16時まで)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふと自分は年をとったなぁと実感する時、具体的な目標を持つことが肝心

2015年04月20日 18時25分24秒 | 日記
15/53で28%。

なんの数字かといえば始まったばかりの我が市の議会議員選挙の立候補者53人の内、私より年長者が15人で、3割もいません。
こんな時、ふと自分は年をとったなぁと実感します。

一方、今日の朝刊の一面の最下段には『111歳、いつでも今から』のタイトルで画家デビュー73歳の後藤はつのさんという方の絵とエッセイ本の広告が。
世の中にはすごい人がいるものです。

そういえば、一昨日名古屋のギャラリーでお話した陶の個展を開いていた女性も(、私よりは少し若そうでしたが)、今年パリで自作の陶器の個展をするって言ってましたね。
姿勢はすっくと伸びて、元気はつらつパワー溢れる方でした。
具体的な目標を持つことが、自らを奮い立たせてくれるのでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日から円空仏の写真を展示します・・円空さんの祈り

2015年04月20日 17時02分48秒 | 円空さん
明日から円空仏の写真を32枚展示します。
一宮市の玉堂記念木曽川図書館の3階で開催される「今の、わたしたちの円空仏・作品展」に、賛助出品として私の写真を展示させていただくものです。
関市藤谷円空堂の仁王さん(『仁王さんの子供』だと言われる方もみえます)や、埼玉県越谷市西福院の不動明王、制吨迦童子、衿羯羅童子など、円空さんの祈りの姿を表しています。

 人々の安穏な営み、平穏な自然を祈った円空さん。
 その祈りは、厳しい修行に励みながら彫り出した仏像、
 神像に今も生きています。

お近くの方で円空さんや円空仏に関心があられる方は、是非ともご来場のうえご高覧ください。
尚、展示する写真の内22枚は、羽島市文化センターで本年3月20日(金)~23日(月)に開催の「第3回円空彫り作品展示会」で展示した写真と同じものです。

-------------------------------------------------------
今の、わたしたちの円空仏・作品展
  平成27年4月21日(火)~26日(日)
    ※10時~17時、初日は11時から、最終日は16時まで
  一宮市玉堂記念木曽川図書館3階
    一宮市木曽川町外割田字西郷中25番地
    TEL 0586-84-2346
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「さいたさいたさくらがさいた」に込められたエネルギーは、桜の花びらと私との距離を変える

2015年04月19日 18時23分23秒 | 郷土生れの女傑花子、市川房枝、三岸節子
「さいたさいたさくらがさいた」は、三岸節子さんが93歳で描きあげた最後の作。
100号の大きな桜の花の前に立ちじっと見つめると、自然と瞼が熱くなって困ります。

さて、いつもそんな桜の花の前に立つたびに、描かれた桜の花びらの枚数が違ってきます。

画布に向かって右半分に1枚、左半分に2枚の計3枚に見える時。
右は同じく1枚だけど、左は花びらの塊が2つあって花びらの枚数にすれば夥しくて数えきれない時。
更には、画布の右半分も無数の花びらの塊であって、左右共に大きな渦を巻いている時。

当然ながら描き込まれた桜の花びらと私との距離は、見える枚数によって大きく変わってきます。
枚数が少ないほど、絵に吸い込まれた私は、その花びらが発する精気と妖気によって、制御することができない自らの姿勢を次から次へと翻弄されて自由が利かない移り行く様が、そんな自分をなにやらクールな心持で遥か遠くから眺めているようであり、立ち位置を失った夢の空間の柔らかな陽射しを堪能しているようでもあります。

画布に込められたエネルギーが、とてつもなく大きく感じる時です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中山志野さんが描き出す純な心と邪な心の交差

2015年04月18日 19時05分03秒 | 美術展
会場に並べられた19枚の日本画。
その全てに描かれた少年、少女たち。
子供が青年に脱皮しようとする時期---ういういしい純な心に、一瞬またたく邪な心が交差し、鋭く光る瞬間とでも言ったらいいんでしょうか。
何かを信じ、じっと前を見つめる少年、少女のその心に気圧される私。
中山志野さんが描き出す人物像。
彼女自身の心奥深く潜む自身の実像が、その進む心持ちが素直に描出された表情には、いつまでもそっとそのままであってほしいとの欲望にかられます。

「第3回 中山志野 日本画展 -まわり道して探して-」は、名古屋市中区錦3丁目のガレリア・デ・アルテで26日(日)まで開催中です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする