長い長い往復１８キロのハイクを終えて
宿に辿り着き、
夕ご飯を食べて外に出たらこんな夕景でした。
水辺にプカプカと浮かんでいた
直径２０センチほどの氷河のカケラ。
見ていてさみしいきもちになりました。
水は信じられないほど美しく
澄んでいます。
写真の右側に見える白い部分がグリネル氷河。
娘は「長いから途中で帰ってもいいよ」
と言っていたけれど、
熊に遭遇してからは一人で帰るとか絶対無理。
今回の旅の最大の目的である、
グリネル氷河を目指すハイクを朝９時に開始。
２マイルくらい進んだところで
トレイルのすぐそばの茂みの中でブラックベア発見！
（熊の生息地なのでベアスプレーを携帯することは必須）
旦那が一番前にいたので、
スプレーを構えて後ずさり。
わたしと娘も後ずさりしているところへ
後ろから女性二人のハイカーも来て、
５人で声を出しながら熊がいなくなるまで待機。
熊はベリーを食べていたようで、
少ししたら上の方に行ったので
そのままハイクを続行。
怖くて身体が震え、
ハイクをやめたくなったけど
一人で帰るのはもっと怖いので
頑張ることにした（泣）
写真は熊に遭遇する直前のもの。
熊の写真？
あるわけないっしょ〜
一階の部屋だったので、
湖側にもう一つのドアがあり、
そこから外に出られました。
朝は外の椅子に座って
朝日の当たる山を見ながら波の音を聞き、
夜は満天の星を眺めたのでした。
娘がどうしても来たかったグレイシャー国立公園。
奇跡的に湖のそばの宿の予約が取れたというので
車で１１時間かけて辿り着きました。
あまりにも美しいところで、
しばし圧倒されたわたしたち。
築１００年以上の老舗ホテルは、
外観がスイス風で内装も雰囲気があり、
湖と山を眺められる広いテラスもあり、
テレビがなくても
Wi-Fiの繋がりが悪くても
シャワーのお湯が熱すぎて
あちっあちっと大騒ぎしても
夜中にトイレに起きて
隣の部屋の人のイビキがグオーと聞こえても
大満足、なのでした（笑）
すごーく良かった（涙）
６７歳のスティングの声は力強く、
背筋もピンと伸びていて
とても元気そう。
それぞれの曲のエピソードなども話してくれて、
スティングの優しさや真面目さを垣間見れた気がする。
ギタリストは予想通りドミニクミラー（やった！）。
大好きな「Fragile」の演奏の時は
スティングがメインのギターで、
すごく上手でびっくり。
スティングのライブに行けるとは
思いもしなかったので、
チケットを購入してくれた長男夫婦に感謝です。
旅から帰って来ました。
旅の前夜、長男がスティングの野外ライブに
連れて行ってくれて、
しかもライブ前に素敵なレストランを予約してくれてた（泣）
コーンブレッド、ケールのシーザーサラダ、
メインのミートローフなど、すべて美味しかった！
写真はデザートのバナナプディング。
誕生祝いでこんなにしてもらえるとは
母さん感激（泣）
