ジョーの日記

米国での日々の生活を写真と言葉で綴ります。

飯炊き母さん無念の日々

2023-07-18 | 日記
普段と変わりなく過ごしているつもりでも、
たとえ花に水をやろうとデッキに出て
たまたま外に出していた猫が濡れてしまうかもしれないと思って
抱きあげて家の中に入ろうとしただけだとしても、
人生5秒後に何が起こるかなんて本当にわからないものだ。
この進んでしまった5秒という時間を
この日ほど巻き戻したいと思ったことはたぶんないかもしれない。

先週の木曜日の夜9時ごろ、うちの猫に噛まれてしまった。
(左手の甲の人差し指と親指の下の方、手首に近い方)
たぶんかなり深く。

もちろんただ単に噛んだのではない。
わたしがデッキから猫を抱っこして家に入ろうとしてゆっくり引き戸を閉めようとした時に
「ミャアアア!!!!!」
見ると尻尾が挟まっていたのですぐさま戸を開けた瞬間に
左手をガブリ!
あまりの痛さに5分ほど「痛い痛い」と半分叫びながらうずくまってしまった。
すぐに夫や娘が血が流れ出した左手を洗い消毒してくれたのだけど
とにかく痛みがひどい。
いろいろ調べてできるだけのことはしたので朝まで様子を見ようと
鎮痛剤を飲んで寝た。
次の日の朝、やはり腫れがひどくなっていたのですぐに病院へ。
破傷風の注射をされ、抗生剤を処方され、
医者に左手の指輪を外してArm Sling(日本語でなんだっけ)を買って
左手を胸のところで固定してしばらく使わないようにと言われた。
知らなかったのだけど、
猫に噛まれると相当の痛みがあり、腫れるらしいのだった。

あれから今日で5日目。
最初の3日間は抗生剤が効いてるのかわからないほど
腫れも痛みもおさまらず、
抗生剤の副作用でお腹はグルグルして下痢になるし、
特に腫れは腕の方にも広がってきていたので
よからぬことも考えたりして落ち込んでいた。
昨日になってやっとほんの少し腫れが引き始め、左手の指がほんの少し動き出して
今日はまた少し良くなってSlingを外し、こうして文字を打ち込めるようになって
心の中に一気に希望の光が差してきた😭
痛みはまだあるので拳も握れないし、手を下げると痛い。
料理はずっとできず、
昨日やっと野菜や肉を切ってもらって右手でカレーを作った。
右手が使えたからまだマシかもしれないが、
左手が使えないとこれほど不自由するのかと思い知らされた。
父が56歳の時に脳溢血で倒れ、半身不随になり
亡くなるまでの20年間左脚や左手が不自由だったにも関わらず
そのことについての愚痴や文句はあまり聞いたことがなかったことが心に浮かんできた。

これから載せる写真は負傷する前々日だったかに作った夕ご飯。





娘を喜ばせようと
カスタードクリームとバナナとチョコのパフェも作った。






だがしかし、母さんは後日負傷し、
料理ができなくなってしまうのだった。。。
む、無念😭
娘は来週の月曜日の早朝に司法試験のためワシントンD.C.に出発する。
かなりナーバスな様子。
母さん、左手をちゃんと使えるようになるのはあと数日だろうか。
いや、もう少しかかるかも。
まあ焦らずちゃんと治そう。

暑い日が続いている。
昨日は40度だった。
湿度が低いので日本の暑さほどではないと思うけれど、それでも暑い。





数日後。
部屋の隅っことかにあんまり座らない子だけれど、
少しは反省しているのかもしれない(笑)
挟まれた尻尾は大丈夫だった模様。

はー。
人生5秒後に何が起こるかわからない。
みなさんもお気をつけて。


コメント (4)
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