ジョーの日記

米国での日々の生活を写真と言葉で綴ります。

寒い日々と宮本しばにさんの「素描料理」について。

2023-02-04 | 日記
最近ずっと気温の低い日が続いているのだけれど、
ふと上を見上げるとペアブロッサムの蕾が出てきていて、
え、もう?と二度見してしまった。



そういえばこの間、気温が5度くらいに上がった日があったからだろうか。
数日前はこの冬一番の寒さのマイナス16度になり、
出してしまった蕾は引っ込めることはできないし、大丈夫かなあと思ったりする。



もちろん、人間も寒い。というか、痛い。
こんなに寒いと外での散歩は危険なので
モールで歩いたり、ジムでズンバやヨガ、筋トレをして過ごしている。
筋トレは最近マシーンの使い方がわかってきたのでやりやすくなってきた。
と言っても無理はしていない。というか、無理ができない(笑)
ヨガのインストラクターとすれ違った時、「こないだのヨガクラスどうだった?」と聞くので
「きつかったけど、よかったです」と答えると
「あなたにきついと感じて欲しかったのよ〜(笑)」と言われてしまった。
そうか、彼女は知ってるのだ。自分に甘いわたしのことを(笑)。
ヨガを始めてから13年目に入ったけれど、
コロナで約3年間インストラクターなしで個人的にゆるゆるとやっていたので
なんだかフリダシに戻ったような気がする。
まあ、競争でもなんでもないし、また少しずつ身体を鍛えていこう。


少し前に無印良品のポッドキャストで「素描料理家」の宮本しばにさんという方の話を聞いた。
「素描料理」って初めて聞いたのでなんだろうと思って聞いていたら話に引き込まれてしまった。
「素直に、素朴に、素早く。そばにあるもので、できることをする」
「自分が作りたい、食べたい、と思う素直で衝動的な気持ちと、余計に飾らず小細工しない料理」
そういう料理を彼女は自分で「素描料理」と名付けたのだそう。
土井善晴さんの、日常の食事は「一汁一菜」で良い、という考え方に似ているかもしれないし、
なんとなく高山なおみさん風でもあると思った。
そして、宮本さんのウェッブサイトに行ってレシピと写真を見たらどれも美味しそうで、
ちょうどチャイナマーケットで買ってきていた台湾ほうれん草があったので
彼女のレシピで「ほうれん草のお浸し」を作ってみた。



材料は、ほうれん草1束、濃いめにとっただし汁240cc、醤油、みりん各大さじ2
(間違えて各大さじ1にしたけど、うちはそれでいいと思った)
(だし汁は茅乃舎のだしパック使用)
ほうれん草は蒸したほうが野菜の旨みが逃げないということで、蒸した。
蒸し上がってから水分をギュッと絞って取り、つゆに浸す(1時間。でもずっと短くてもいいかも)
つゆに浸したほうれん草を軽く絞ってカットし、皿に並べ、
残り汁は小鍋で沸騰させ、水溶き片栗粉でとろみをつけて、あんかけに。

とても美味しかったけれど、手際が悪かったのか、けっこう手間がかかった。
ほうれん草の付け根を洗うのに時間がかかったかも。
なので、素描料理の基本の一つである「素早く」が満たされていなかったかもしれない(苦笑)



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