考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作の意義

2014-11-22 18:56:08 | 英語学習
なぜ英作をやるのか。

実際に外国人を前に英語を話す時、緊張してしまい、しどろもどろになる人も多い。
英会話は度胸だという強者も多いが、元々シャイな人は、どうすればいいのか。

当たって砕けろ方式もそれなりに効果はあるが、やはり普段の勉強が大切なのは、
言うまでもない。十分な準備、練習がないと、本番においてもやはり実力は発揮
できない。パイロットは、高度何万メートル上空では、酸素が薄く、地上と比べて
半分くらいの判断力や行動しかできないという。だから、本番(上空)で発揮できる
実力の割合を上げるために、練習において過剰な訓練をして体と心を馴らしておく。
英会話も同様である。
ネイティブを前にしたら、普通は呼吸は乱れ、頭は真っ白になり、知っている単語さえ
口から出てこないことは、どの日本人英語学習者も体験していることだろう。
そう、本番では、実力の半分もでないのである。

ではどうするか。

本番(英会話)では、半分しか実力はでない。その厳然たる事実を受けとめる。
半分しか出ないなら、その半分の実力自体を増やせばよい。当たり前のことである。
だれしも、学校のテスト勉強で、一夜漬けで覚えた事柄が、テストに出た時、覚えたはず
なのに出てこない、といった経験があるだろう。本番は実戦であり、普段の
実力はなかなか発揮できないのである。

本番(英会話)において、発揮できる英語の割合を増やすために、あらかじめ言いたいこと、
遭遇する事象を予期して、英語に直しておく。
英会話学校に足しげく通う方も多いが、もし特に勉強もせずに学校に行って、ネイティブと
話をしているだけならば、残念であるが、実力の向上はあまり見込めないだろう。
お金と同じで、無いものは、出ない、のである。

英作をうんと練習して、表現力の貯金をしておこう。
来たる日の本番に備えて。
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