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ジューン・メンドーサ
幻の少女たちでも扱いそうな画題だが。原題はもちろん「エリザベス二世女王陛下」である。
日本の今上天皇もそうだが、これもすべて嘘の存在である。お針子もできないような貧しい魂が、盗みをふんだんにやって、女王になっているのだ。
英国王室はそういうところなのである。
イギリス国民は何も言わないが、本当はこの女性の正体を知っている。エリザベスがその正体を露わに見せるようなエピソードを、数多く知っているはずである。
ただそれを、ダイアナのようにあからさまに扱わないだけだ。新聞もテレビも沈黙している。
これが嘘だったら困るやつがたくさんいるからである。
だが、この大嘘を守っている限り、イギリスには繰り返し国難の波が押し寄せるだろう。阿呆の霊魂がこの血統に生まれてきて、国の頂点に座るだろう。
民主主義の国にも、古くからある劇毒が存在しているのである。