あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

ゼルダの伝説自主制作映画に削除要請とその提灯記事

2010年01月05日 22時28分18秒 | サブカルチャー
 新年、あけましておめでとうございます。

 今日が、仕事始めと言う事で。
 これからも、ビルド待ちとかのどうしようもない待ち時間を中心にエントリを書いていこうと思う。

 さて。本年度しょっぱなのエントリは、ゼルダである。
 任天堂の「ゼルダの伝説」を、海外の一般人が自主制作映画で映像化したものを、任天堂が潰したというお話。

 【ガジェ通】映画版『ゼルダの伝説』公開中止! 任天堂が停止を要請! しかし神対応!

 で、それが気持ち悪いぐらい任天堂を持ち上げている提灯記事で…。

「動画削除まで猶予期間を認め、その間に作成者と合意を形成して円満解決に持っていった。任天堂って優しいね」

 といった内容だった。比較対象は、「どこぞの某メーカーは、いきなり削除して、裁判沙汰にした」ってところだそうで。どこだろ。えっと…○ィズニー?それとも○クエニ?(記事を全文読めばわかる)

 うーん。俺的にはこの自主制作映画、表向きは営利目的のものではないし、「公認」してやればいいんじゃないかなと思うのだけど…。うん。なかなかのクオリティだよな。映像の作成者達は、明らかにゼルダを愛している事が判る。


 そりゃまあ、現行法上で対処するなら最上位とすら言えるかもしれない対応なのかもしれない。超有名なディズ○ーとかのような強烈な対応を取られても仕方がないといえばそうなのだから。
 でも、現行法内で出来る事なんざ、所詮凡人でも想像できる範囲内であって。ブラック寸前のグレーゾーンにつっこんでいってこそ、創造的なものは生まれると思うのだが…。

 俺は、任天堂が日本を牽引していく会社の1つだと思っている。
 最近、アニメのオープニングとか、YOUTUBEから削除されないじゃないか。角川書店系は、ある程度の動画配信を認めてくれているし、似たような自主制作映画では、「ロード・オブ・ザ・リング」の原作者財団が、公認を与えたりしているし。

 任天堂は、こんな提灯記事まで書かせて(…かどうかは定かではないが)、他社に規範を示したのかもしれないけれど、リードオフジャパンカンパニーとしては、どーも器のちっこさを見せつけてしまったような気がする。生真面目なんだよ。

 俺ぁ、グーグルはやり方が汚いとは思うけど、GoogleマップとかGoogleブックサーチとかをやってのけるのはすごいと思う。
 今のグーグルは、ダークグレーゾーンをホワイトに変えてしまう力を持っている。
 yahooジャパンの井上社長が「あんなグレーゾーンで儲けてる会社、凄いとは思わないね」っつーのは、素直に負け惜しみとしか思えないよ。

 【日経BP】グーグル? すごいとは思わないね

 まあ、クリーンファイトで創造的破壊を繰り返す試みに挑んでいる任天堂は、きっとだからこそ尊敬の対象なんだろうけど。WiiとかDSとか。
 でも、もっと開発ライセンス周りとか、一般公開できるとこはやっていけばいいのにと思う。

 昨年のWiiソフト販売本数の激減は異常だったよ?俺を含めたWiiユーザーはWii SportsとかWii Fit系にしか興味がないみたいだよ。ちょっと危機感はないのかね…。

※1~3月で比較すると、Wiiは27本(2009年)→9本(2010年)に激減。
 DSは88→47本。

 既に膨大なプラットフォームを持ってるんだから、MSやAppleみたいなマネが出来ると思うのに。

 ああ。歯がゆいなぁ。やんないのかなぁ。
 既存ライセンス配信サードに対してワビを入れ、ライセンス無料配信。Vectorみたいなチャンネル作って一般ユーザーにソフト配信。
 いずれ絶対この方向性になると思うのだが…。これこそ、やったもん勝ちな気がする。…いや、iPhoneがやってるか。アレは玩具としては面白いシロモノになったと思う。ソフトバンク嫌いだから購入する気はさらさらないが。