あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

海狗まっぷたつ

2010年01月07日 22時44分32秒 | 捕鯨問題
 日本の捕鯨船「第2昭南丸」に、以前ウチでも紹介した海狗(シー・シェパード)の高速艇アディ・ギル号が衝突したそうだ。
 衝突時の映像が、日本鯨類研究所より公開されている。この映像は、テレビでも放映されている模様。
 

 映像によると、右舷前方から近寄ってくる海狗に対し、捕鯨船は放水で警告。それを無視してつっこんできて、捕鯨船の進行方向数メートルで停止。まるで発泡スチロールかとでも言いたくなるような脆さで、海狗がこないだ購入したばかりの3憶円の高速艇が大破した。

 バキャッて感じだった。見た感じ木製みたいだった。

 流石は南極海でクソデカイ鯨を相手にしている捕鯨船。恐ろしいぐらいに頑丈。戦後、日本は退役の軍艦を改造して捕鯨を行っていた実績もあるしな。

 で、こっちは別の海狗船「ボブ・バーカー」号より撮影された動画。

 

 うまい具合に、静止しているアディ・ギル号に第2昭南丸がダンプをかましたかのような映像に仕上げている。アングルが最高。
 俺が見た時のYOUTUBEのコメント(英語)もかなり海狗寄りで酷いものだった。海狗側の動画だけなら、日本非難一色に染まったかもしれぬ。この件については、日本の捕鯨関連団体の反応はいつも敏速だ。

 しかし、3憶円もの投資を、まるで花火か何かのように簡単に消滅させる海狗の資金力には舌を巻く。
 ちなみに、アディ・ギル号と一緒にいたボブ・バーカー号は、アメリカの有名な俳優、ボブ・バーカー氏からの寄贈品(彼からの献金4億6千万円で作成)である。
 ボブ氏は、ようするに「自分はよい事をしている」と思っているのが困りモノだ。こうしたパトロンがいるかぎり、海狗には無限の資金があると言えるだろう。

 はぁ…。

 日本は、いつまでやられっぱなしでいるんだろう…。

 普通に海賊行為ではないか。撃沈しても誰も文句は言えないだろ。ノルウェーだって国際的非難にさらされていない。
 ノルウェーも以前は日本と同じように、海狗に捕鯨を妨害されていたのだが、問答無用で撃沈し、救助すらしなかったら、2度と妨害されなくなった。

 軍事力とは、このように使用する。抑止力というものは必要なのだ。日本の捕鯨船は、危機にさらされているのだ。立派な正当防衛ではないか。

 …とは言うものの…。アディ・ギル号は面白いぐらいに無力だったな。この記事を見た時、やっぱりそれなりの怒りがこみ上げてきたんだけど、動画をみてちょっとだけ溜飲が下がった。
 ムカついている人は、是非とも動画を見ることをオススメする。
 例の日本側が用意した海賊対策の音波兵器に対抗する為、前方をクローズにしているのだろうが、放水されると視界が遮られ、ろくに活動できなくなるし。

 ちなみに、この日本側動画が公開された為、アディ・ギル号の保険金は支払われないと思われる。そりゃーねぇ。保険かけた軽トラで戦車に突っ込んだようなもので。それで軽トラ壊れたから金払えとか保険会社が応じるわけなかろう。それは保険金詐欺だ。この間の自衛艦くらまと韓国商船の衝突事故よりも酷いわ。

 しかし、これだけ理不尽で無意味で誰得な活動を繰り返しながら、なお海狗に個人が憶円単位の献金をしてんのが、本当に理解不能。

 俺はとりあえず、アメリカの有名芸能人、ボブ・バーカーの名前は覚えた。バーカー、バーカー、バーカー、バーカー…。
 こいつ、ミスユニバースとかミスUSAの司会を20年とかやってる凄い有名人なんだよな。こんなのがこのテロの資金源になってて、アメリカでなんの痛痒も感じず生活をしている段階で、アメリカも基本的に反捕鯨なんだろうな…と。