■基礎知識
参議院の総数:242人
このうち、121人が、今回選挙で選ばれる。
■現在の勢力とそれぞれの勝敗ライン
民主党:115人(うち49人が今期で任期切れ)
民主党の目標は単独過半数。合計121人以上になればいい。
民主党は、66人は確定だから、残り55人当選すれば単独過半数である。目標は55人。民主党の予想では、大幅躍進。65人当選の131人が目標。
自民党:77人(うち42人が今期で任期切れ)
谷川氏は、「改選議席121のうち最低でも55議席を目指す」と言っているので、非改選で確定の35人と足して、90人としたい考えなのだ。これが勝敗ライン。
なかなか強気のラインと言えるだろう。
55に届けば、残りは66議席。仮に公明党が11議席を維持したとすると(これは多分可能)、残りは55議席。残り全部の議席を取らねば、民主党は過半数に届かず、どこかと連立を組む必要性が出てくる。まあ公明党かもしれんが。
つまり谷川氏はここ…「単独過半数絶対阻止」が最低ラインと考えている。
公明党は、今回の参院選挙では「他の政党を推薦しない」方針なので、純粋に己の候補者を優先する。これを機に、自民党の谷川氏は公明党を切る発言をしている。
公明党の組織票なし。それが凶とでるか吉と出るか。それはわからない。
■選挙方法
選挙区制:定員73名。有権者に候補者の名前を記載させる方式。
都道府県別で上位1~5人が当選する。5人は東京都。それ以外の最高は3人。
比例代表制:定員48名。政党名を記載する(個人名も可能)
得票を党で合算し、ドント方式で各政党に議席を分配する。
ドント方式とは。例えば自民党が10000票で全政党中トップだったとすると、1議席割り振られ、10000÷2で残り5000票になる。他党が5000票以上の党があれば、その党も同じように1議席割り振られ、票÷2をする。で、そうやってまた自民党の5000票がトップになったら、また自民党に票が割り振られ、10000÷3で残り3333票になる。
そんな感じで議席を割り振る。
以上。参院選前の基礎知識である。
現在、谷川秀善氏の「公明党は最早民主党寄り」発言により、2chでは「自民オワタ」のネガティブキャンペーン真っ最中である。明らかに妙な発言者が徘徊している。
特に票数関連が多いような気がした。
「55議席とか自民党はクソ弱気じゃの。死亡決定~」
みたいな。だもんで、今回はこのような話にしたのであった。
参議院の総数:242人
このうち、121人が、今回選挙で選ばれる。
■現在の勢力とそれぞれの勝敗ライン
民主党:115人(うち49人が今期で任期切れ)
民主党の目標は単独過半数。合計121人以上になればいい。
民主党は、66人は確定だから、残り55人当選すれば単独過半数である。目標は55人。民主党の予想では、大幅躍進。65人当選の131人が目標。
自民党:77人(うち42人が今期で任期切れ)
谷川氏は、「改選議席121のうち最低でも55議席を目指す」と言っているので、非改選で確定の35人と足して、90人としたい考えなのだ。これが勝敗ライン。
なかなか強気のラインと言えるだろう。
55に届けば、残りは66議席。仮に公明党が11議席を維持したとすると(これは多分可能)、残りは55議席。残り全部の議席を取らねば、民主党は過半数に届かず、どこかと連立を組む必要性が出てくる。まあ公明党かもしれんが。
つまり谷川氏はここ…「単独過半数絶対阻止」が最低ラインと考えている。
公明党は、今回の参院選挙では「他の政党を推薦しない」方針なので、純粋に己の候補者を優先する。これを機に、自民党の谷川氏は公明党を切る発言をしている。
公明党の組織票なし。それが凶とでるか吉と出るか。それはわからない。
■選挙方法
選挙区制:定員73名。有権者に候補者の名前を記載させる方式。
都道府県別で上位1~5人が当選する。5人は東京都。それ以外の最高は3人。
比例代表制:定員48名。政党名を記載する(個人名も可能)
得票を党で合算し、ドント方式で各政党に議席を分配する。
ドント方式とは。例えば自民党が10000票で全政党中トップだったとすると、1議席割り振られ、10000÷2で残り5000票になる。他党が5000票以上の党があれば、その党も同じように1議席割り振られ、票÷2をする。で、そうやってまた自民党の5000票がトップになったら、また自民党に票が割り振られ、10000÷3で残り3333票になる。
そんな感じで議席を割り振る。
以上。参院選前の基礎知識である。
現在、谷川秀善氏の「公明党は最早民主党寄り」発言により、2chでは「自民オワタ」のネガティブキャンペーン真っ最中である。明らかに妙な発言者が徘徊している。
特に票数関連が多いような気がした。
「55議席とか自民党はクソ弱気じゃの。死亡決定~」
みたいな。だもんで、今回はこのような話にしたのであった。