あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

俺は自民党信者ではない

2010年05月11日 23時03分38秒 | Weblog

 うちのブログのコメントに、以下のように書き込まれた方がいる。

「ブログ主は以前、「自民党信者ではない」と言ったはずなのに、自民党を崇拝し、民主党を叩き潰そうとしているように見える」

 ま、そう見えても仕方がないのかなと思う。
 だって辛うじて支持できる政党が、自民党ぐらいしかないんだもの。現状では、俺は自民党を支持していると言ってもいいだろう。

 でも、俺は多分、自分の政治スタンスを中道とは言った覚えがないのだ。むしろ左派だと言ったと思う。
 だから、俺はもし、共産党がその名を捨て、日本労働党という名前に変更し、かつ国防面において現実転換したのであれば、日本労働党を支持する可能性は高い。

 要するに、日本にはロクな左派政党がないのである。
 このコメント主は言う。

「あなたは民主党政権を叩き潰そうとしているが、経験不足で右往左往しているものの、なんとか運営しているではないか」

 と。
 この点については、俺は「バカを言うな」と言いたい。

 マニフェストの内容を知るに、とても最初から実現できそうにない内容だったではないか。子供手当てにしても、いまや1回目の支給以外は金券とかいう話すら出てきているし、母子加算復活の為に災害対策予算まで削り、口蹄疫の問題ではほとんど国は動けなくなるという有様なんだぞ。

 特に口蹄疫だ。これはまだ家畜にしか感染しないウイルスだからまだマシだが、これが鳥インフルエンザのような致死性の高い人間に感染する伝染病だったらどうする。
※宮崎県の人マジでごめんなさい。決して口蹄疫を軽視しているわけではないのです。俺も微力ながら、正しい知識の啓蒙に努めています。

 慣れてないから失敗しても見守ってあげようとか、そういう世界じゃないんだよ政治は。失敗によっては即国民全体の生命財産にかかわるのだ。あなたはきっと、民主党に投票した人なのだろうが、もしそうであるなら無責任であるとしか言いようがないよ。

 だいたい、慣れていないのであれば何故専門家である官僚を遠ざける。10年前、口蹄疫が発生した時、別に時の森元総理は畜産関連のエキスパートではなかった。なぜ世界に賞賛される手が打てたのか。最初に適切な人物にゆだねる判断ができたからだろうが。
 昔から言われているだろう。官僚は叩くものではなく、上手く使うものだと。

 それに、あなたは民主党を、まるでダーティな自民党をぶっこわした団体のように考えておられるのかもしれないが、民主党の構成員は、角栄や金丸から連なる、旧自民党の最もダーティな連中ではないか。いわば自民党vs自民党だ。

 選挙運動も、「選挙支援がなければそれなりの対応をする」とか恫喝ばかりで、よい面なんてまったく見当たらない。先日からの口蹄疫関連の言論統制や世論誘導もあり、はっきり言って独裁体制を敷こうとしているようにしか見えない。

 あんな党、さっさと崩壊してしまえばいいとすら思っている。
 翻って、自民党を見ると、串が欠けるようにして離党が相次いでいるように見えるけど、出て行っている人はみんななんか問題がある人だよ。まだマトモなのは与謝野馨氏ぐらいだ。鳩山弟なんてむしろ抜けてくれた方がありがたい。
 さらに、今の自民党には、勢いのある新しい勢力が芽吹きつつあるじゃないか。小泉ジュニアもそうだし、国会答弁で気を吐いた西田昌司氏とか、三橋貴明氏もそうだ。

 現在、自民党は勢力としては小さくなってしまっているけど、水面下で勢いが増しつつあるし、民主党の対抗馬は自民党しかないと思っている。アンチ民主党なら、自民党を支持するのは道理だろう。当たり前だ。

 そんなわけで、俺はきっと自身の主義心情に近い自民党に対する対抗馬が現れるまでは、あるいは自民党が今の民主党のように愚かな活動を繰り返すようになるまでは、きっと自民党を支持する事だろう。

 何度も言うが、俺は別に自民党信者じゃあないのだ。
 ただ、自民党ぐらいしか、支持するに足る政党がないだけだ。

 ちなみに、筋金入りのリアリストの公明党が、再び自民党に接近しているな。あのコウモリ。奴らがそう判断したのなら…。もう民主党に芽はないのかもしれないな。公明党は今の自民にくっついて欲しくはないが…。せっかく浄化してきたのになぁ。