あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

お花畑民主党

2010年05月16日 22時25分07秒 | 政治(国内・その他)
 さっきのエントリで、俺は民主党に「現実処理能力」がないって語ったが、そのものすごくわかりやすい事例を見つけたので、ここに紹介する。

 例の口蹄疫発生地域の地元民主党議員、「外山いつき」氏のブログである。
 一部引用する。

 http://blog.goo.ne.jp/izki-toyama

「国は初動に関しては迅速に動いていたと私は認めます」

「個人的には国の防疫が成功しているから、今の制限エリアに食い止めれているのではなく、運よく食いとどめてるのではないか。」

「思いきった対策が、今、必要であり。超法規的に考えないといけない部分もある。役所に任せるのではなく、政治主導で終息させなければならない。」


 俺が何にムカついたかわかるだろうか?俺はこう解釈した。

「国はよくやってるが、結局広がってる。役人は所詮マニュアル通りにしか動けない。しかし民主党なら、民主党だからこそ!!大胆な政策を打ち出してこの問題を収束させる事ができるのだっ」

 ああムカつく。こいつ何を言ってるんだ。言っている意味が理解不能。
 基本、政治ニュースを読むスタンスは、怒りではなく「こいつらアホじゃのう…」的ブラックジョークでさらりと流したいのだけど俺は。

 口蹄疫の問題は、ウォッチしている人は本当に腹が立っていると思う。
 まず、動いているのは国ではなく地元の県だ。本当に命懸けで収束させようと日夜努力している人に謝れ。お前の地元だろう。信じられんわ。
 お前のような奴の地道な努力のおかげで、多分今度の参院選は、民主党が大敗北する事になるであろう。その点は感謝してやらんでもないが、もう二度と出てくんな。


 ちなみに、「国民の知らない反日の実態」というブログでは、有志の人々が、今回の口蹄疫問題について、時系列に整理している。

 口蹄疫問題時系列
 http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/1230.html

 個人的には、「森政権時、世界に賞賛された口蹄疫・余裕の完全制圧」の時系列を一緒に載せて欲しいと思っていたりする。誰かやってくんないかなぁ。

次の参院選で自民党は勝てるだろうか

2010年05月16日 22時13分21秒 | 政治(国内・その他)
 俺の中の狭い範囲内の人々は、口蹄疫についてとんと興味はないようだ。
 元々、高級な松坂牛とかに興味はないし、テレビはおろか新聞なんぞを読んでいる暇などない。
 システム開発が仕事なのに、職場にはインターネットが導入されておらず、ネットの閲覧すらままならない。
 それでもまだ、俺らは携帯が持ち込めるだけマシなんだそうな。セキュリティが厳しくなったからなんだが…。嫌な世の中になったものよのう。

 そんな人達でも、さすがに高級和牛が向こう10年ほど壊滅的打撃を受ける可能性を簡潔に教えてやると、驚愕する。
 そして、「やっぱ民主党はあかんなぁ」と言うのである。

 この、「やっぱ民主党はあかんなぁ」という話の流れは、ウチの親父(情弱な人で、俺が「リテラシーがない一般的な人」のバロメータとして、しばしば利用する)もそうだ。うちの親父でもそうなのだ。俺はすっかり仕事がやりやすくなった。その仕事とは、「いかに民主党はダメか。そして自民党がどれだけマシだったか」を伝える事、広める事だ。

 ちょっと前まで、このへんの連中は「自民党へお灸」層だった。本当にこの仕事がやりにくかった。

 いまや、「鳩山政権を誉める」=「恥ずかしい事」となりつつあると思う。

 1ヶ月ほど前までは、どんなに醜い政権運営でも自民党に回帰する事がない為、結局消極的民主党選択だと思ってはいたが…。もはやそれは絶対にないな。

 すると、俺は結局、今は自民党、公明党が組むのが一番だと思う。すんげー嫌なんだけどさ。選挙協力という話ではなく、「民主党と連立させない為に」これをするべきだ。公明党もそのへんはわかっている。

 コメントくださった人の中には、「「みんなの党」なんかどうですか?」とかおっしゃる方もおられるけど、あの党だってロクなもんではないと俺は思っている。麻生総理を選出する衆院での首班指名選挙で、小澤一郎の名を書いて提出したりしている江田憲司氏や、2008年の民主党提出の衆院解散要求議案に、与党で唯一賛成票を投じた渡辺喜美等、自民党よりむしろ民主党臭を強く感じる。というか彼らの俺的印象は、「おQ代表」なのである。
 しかも、彼らは「政治に無知で踊らされているおQ」ではなく、「確信犯的に煽っているおQ」なのだ。いけすかねぇ。

 そんなわけで、俺は自公連立政権の復活を望むのだけど…。どうなるかねぇ。民主党の(いけ好かねぇ)ご意見番である渡部恒三とかは、

「民主党が今度の選挙で大敗北すれば、公明党さんに連立をお願いする事になる」


 とかそんな感じの事を言っているし、民公連立は最悪の組み合わせだから回避したい思惑もある。なんせ公明党には、民主党にはない「現実処理能力」があってしまうからな。