これは面白い。
というか盲点だった。当然考えるべき方向性だと思う。
まあ、実際には「言うは易し行うは難し」だろう。それこそ完全にアメリカを敵に回すハメになる。
ドルは金本位制廃止後、原油で保証される方針となったが、原油の決済通貨をユーロに切り替えようとしたイラクとは戦争にまで発展したのである。
3大ハードカレンシーとして、円の存在が許容されている背景には、「ドルより巨大化できない」という確信がアメリカにあるからだ。
今や、アメリカを超大国たらしめている唯一無二といっていい要件は、「ドルが世界最大のハードカレンシーである」という1点のみだ。…と俺は思っている。
円の国際化を日本政府が画策すれば、アメリカが必ず潰しにかかると思う。
だってねぇ。実際やれそうだもの円の国際化。現状、日本という国は「最後の貸し手」と言われていて、世界では「優秀なATM」扱いなのだ。
これだけの大災害が発生しても、揺るがない日本円は、格好の安全資産で、必ず海外にも需要はある。預金のような、安全資産運用が重要なマネーがだぶつきまくっている現在、どこの国も日本国債のような安全資産は喉から手が出る程欲しい。
ただ、アメリカみたいに米国債を中国やら日本やらの経済大国で持ち合う形にするのは、必ず国債を保有する国となんらかの軋轢が発生する。それなりの政治力が必要になるだろう。軍事力もだ。イラクと防衛戦争をしてみせた、アメリカみたいにな。
なんというか、意外な外交カードではないかと思った。
そういう意味で、中国に対する「憲法9条改正・核武装カード」に近い。対アメリカ外交上のカードではなかろうか。
そんなわけで。
この闇株新聞さん。俺的今期最もオススメエントリーである。
そう簡単な話ではないものの、それこそ核武装と一緒で、議論する事に意義がある。
こーゆー、目ウロコな記事はホント久しぶりだ。これだからブログあさりはやめられないな。また1つ、自分の視界が広がった。
“円”国際化で日本は復活する!
というか盲点だった。当然考えるべき方向性だと思う。
【闇株新聞】2011.10.25 史上最高値を更新した円を考える
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-282.html
(抜粋)重要なことは、ここで無理やり円安に戻そうとしても無駄なことで、円高のうちに円高のメリットを十分にとらえて将来に備えることと、そのメリットが広く民間にもたらされるものでなければならないことです。
(抜粋)それより重要なことは、本誌で何度も書いているのですが、この世界の資金が「円」に向かっているうちに、「円の国際化」と「円建て国債の発行」を進めることです。
(抜粋)「円建て国債の発行」のためには「円の国際化」が必要なのですが、ここはまず「円の国際化」のために「円建て国債の発行」で海外に流通する「円」の市場規模を拡大し、同時に財源を海外に求めるのです。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-282.html
(抜粋)重要なことは、ここで無理やり円安に戻そうとしても無駄なことで、円高のうちに円高のメリットを十分にとらえて将来に備えることと、そのメリットが広く民間にもたらされるものでなければならないことです。
(抜粋)それより重要なことは、本誌で何度も書いているのですが、この世界の資金が「円」に向かっているうちに、「円の国際化」と「円建て国債の発行」を進めることです。
(抜粋)「円建て国債の発行」のためには「円の国際化」が必要なのですが、ここはまず「円の国際化」のために「円建て国債の発行」で海外に流通する「円」の市場規模を拡大し、同時に財源を海外に求めるのです。
まあ、実際には「言うは易し行うは難し」だろう。それこそ完全にアメリカを敵に回すハメになる。
ドルは金本位制廃止後、原油で保証される方針となったが、原油の決済通貨をユーロに切り替えようとしたイラクとは戦争にまで発展したのである。
3大ハードカレンシーとして、円の存在が許容されている背景には、「ドルより巨大化できない」という確信がアメリカにあるからだ。
今や、アメリカを超大国たらしめている唯一無二といっていい要件は、「ドルが世界最大のハードカレンシーである」という1点のみだ。…と俺は思っている。
円の国際化を日本政府が画策すれば、アメリカが必ず潰しにかかると思う。
だってねぇ。実際やれそうだもの円の国際化。現状、日本という国は「最後の貸し手」と言われていて、世界では「優秀なATM」扱いなのだ。
これだけの大災害が発生しても、揺るがない日本円は、格好の安全資産で、必ず海外にも需要はある。預金のような、安全資産運用が重要なマネーがだぶつきまくっている現在、どこの国も日本国債のような安全資産は喉から手が出る程欲しい。
ただ、アメリカみたいに米国債を中国やら日本やらの経済大国で持ち合う形にするのは、必ず国債を保有する国となんらかの軋轢が発生する。それなりの政治力が必要になるだろう。軍事力もだ。イラクと防衛戦争をしてみせた、アメリカみたいにな。
なんというか、意外な外交カードではないかと思った。
そういう意味で、中国に対する「憲法9条改正・核武装カード」に近い。対アメリカ外交上のカードではなかろうか。
そんなわけで。
この闇株新聞さん。俺的今期最もオススメエントリーである。
そう簡単な話ではないものの、それこそ核武装と一緒で、議論する事に意義がある。
こーゆー、目ウロコな記事はホント久しぶりだ。これだからブログあさりはやめられないな。また1つ、自分の視界が広がった。
“円”国際化で日本は復活する!