【産経抄】5月22日
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120522/art12052203100002-n1.htm
(抜粋)高見山は外国出身力士として、初めて賜杯を手にした。その8年後、日本国籍を取って渡辺大五郎となる。
4年前のノーベル賞受賞者ラッシュの際は、逆だった。物理学賞を受賞した南部陽一郎さんは、米国籍にもかかわらずあくまで「日本人」としてもてはやされた。
大相撲だけでなくノーベル賞でも、外国出身の「日本人」の快挙をぜひ見たいものだ。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120522/art12052203100002-n1.htm
(抜粋)高見山は外国出身力士として、初めて賜杯を手にした。その8年後、日本国籍を取って渡辺大五郎となる。
4年前のノーベル賞受賞者ラッシュの際は、逆だった。物理学賞を受賞した南部陽一郎さんは、米国籍にもかかわらずあくまで「日本人」としてもてはやされた。
大相撲だけでなくノーベル賞でも、外国出身の「日本人」の快挙をぜひ見たいものだ。
大いに共感した内容だったので、今回はこれをとりあげる。
言うまでもなく、本日の産経の朝刊1面のコラム記事である。
産経抄は、俺がブログで取り上げるエントリと幾度と無く被るコラムだ。
何回かネタ被りが連続した時、もしかして産経のライターにウチの読者がいるのではないかと思った事があるぐらいだ。
そういえば最近はかぶらないなぁ。一番かぶった時期は、多分鳩山政権成立から数ヶ月ぐらいかな。興味ある点が一致しまくったんだろうな。多分。
ま、それは置いといて。
偉そうな言い方になってしまうが「エライなぁ」と思うのである。高見山が。それと、「エライなぁ」と素直に思える自分が。
俺の持っている「感覚」は、「日本人特有」なのかは、わからない…。
だが、活躍していて、心底日本を好きになってくれたであろう元外国人の日本人に対して、「ありがとう」の気持ちが素直に湧いてくるのである。
これが、仮に朝鮮人や中国人に対して同じ気持ちに、俺はなれるだろうか…と自問すると、正直、答えはノーなのだ。ちょっと心が狭いのかなと、感じる瞬間だ。
なぜなら、少し前に「たかじんのそこまで言って委員会」にて
「私は、日本国籍が一番便利だから、日本国籍を持っています。心は中国人です。」
と豪語する張景子を見てしまったからだ。
「日本人になりたい」と、心底思った上で日本国籍を取得される方々と、あまりに違う中国人や韓国人の動機。
少し前の子ども手当不正受給目当ての人々や、中国残留孤児なりすましのニセモノ日本人とか、報道される氷山の一角でさえ後を絶たない状況で、それでも「こんな犯罪者級はごく一部」とか言われていたはずだ。
まあそれは日本人の感覚から言えば、普通の感覚なのだが。日本人だって、一部の犯罪者を捕まえて日本人全体がそうだと思われたくはないしな。
しかし、ごくごく一般人なのに、胸をはってテレビ番組で、さも当然のようにこんな事を、しかも中国でいえば富裕層に類する張景子女史が、そんな事を言うのである。
中国人は低民度だとは言われるが、富裕層はその限りではないから、富裕層とは安心して付き合える…なーんて言う人もいるのだが(ウチの社長とか)、そんな中にすら、普通にこういう人が存在する。
要するに中国人にとって、それが普通なんだなと思った瞬間だった。張景子女史が、この台詞を日本のテレビの電波に乗せた時、三宅先生が
「ありがとう。こういう中国人がいるという事が実によく伝わった」
みたいな事をおっしゃっていたが、まさにその通りだと思う。
そんなわけで、俺はどうしても、中国人や韓国人が、日本で成功してノーベル賞をとったとしても、素直に喜べそうにないのだ…。
例えば、ノーベル賞獲った技術を、そのまま中国や韓国に流出させて、日本が資金援助したのに、その恩に酬いるばかりか後ろ足で砂でもかけそうな気がするのである。
正直、友好なんて無理だと思うんだよな…。中国と韓国。
ある程度の距離を保って、どちらにもメリットになる事以外、積極的にかかわるのはよそうよ。絶対まだまだ時期尚早だっての。
そんなわけで産経抄さん。
俺も元外国人の日本人が、日本で大活躍してくれるのは大賛成なんだけどさ。
中国系や韓国系日本人の活躍は、少々複雑なんだよね。
しなくてもいい、しちゃいけない謝罪を、日本人をかってに代表してやっちゃう孫正義みたいな。
私はなぜ「中国」を捨てたのか (WAC BUNKO)