あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

産経新聞の在り様が素晴らしい

2016年09月08日 23時21分48秒 | 政治(安倍政権)
【産経】民進党代表戦候補の蓮舫氏 平成9年に雑誌「CREA」で「私は台湾籍」
http://www.sankei.com/politics/news/160908/plt1609080009-n1.html

(私は)日本のことしか知らないし、日本語しか話せない。それが自分の中でコンプレックスになっていました。だから自分の国籍は台湾なんですが、父のいた大陸というものを一度、この目で見てみたい、言葉を覚えたいと考えていました

 ネットで話題になっていたネタを、即座に紙面に反映させる産経。
 つまり裏を取ってくれたものと思われる。素晴らしい。

 新聞の在り方として。もはや速報性ではネットとは勝負にならない。なら、メディアは何をウリとするべきなのか。
 俺は以前もこのネタを主張した事があるが、一般人が不可能な裏取りや、当事者への取材を重視するべきなのである。

 産経は、一般人が提供したネタを紙面に掲載してくれた。2日前のネタで当たり前のように速報性はないが、当然裏はとったであろう。実際のバックナンバーを取り寄せたりはしていないだろうが、出版社に連絡をとり、連載の存在などを簡単に確認ぐらいはやってくれたはず。

 そしてさらに、この件について蓮舫に対し、取材すらしてくれている。これを素晴らしいと言わずしてなんというのだろう。今回の産経の在り様は、メディアの鏡だ。ブロガーはどんなに頑張っても絶対マネできない。(蓮舫も、雑誌掲載が事実と認めたからこそ取材を受けている。裏とりは確実にやっているだろう)

 そして、これについて律儀に回答する蓮舫にも、俺は好感を持った。さて。蓮舫は何を答えたのだろうか。

蓮舫氏はフジテレビなどのインタビュー取材に対し「多分、編集の過程で『だった』という部分が省かれてしまった」と釈明した。

 さて。上記記事は過去形だったとの事だが。実際に過去形だとして考えてみると…。なんと連載記事全体の意味が通らなくなるのである。
 俺はこのCREAの記事を画像から拾える部分は全て読んでみたが、もし「台湾籍だった」と過去形で捉えると、取材全体が崩壊する。

 なんせ、蓮舫は台湾というより中国人としてのアイデンティティを持っていて、でも日本の事しか知らないから、憧れの北京をマタニティライフの拠点に選んだって話なんだよね。「憧れがあるから、自分は台湾籍のままなのだ」と。

 もし、蓮舫の物言いが正しいのであれば、CREA編集は「悪意ある編集」をしたとしか思えない。取材内容が根底から覆る。蓮舫は、自分の言っている事が正しいと認識するのであれば、今更ながらCREAの出版社へ抗議すべきであろう。

 なあんてな。今、この状況で、CREAと蓮舫のどちらを信用すると思うかね。
 なあ、狼少年って話を知ってるか蓮舫。

 まあ、メディアが故意的に取材対象者の思惑を無視して曲解するのは当たり前の事なんで、なんとも言えないんだけどな。昔ウチの親父も朝日新聞の取材を受けて、喋ってもいない事を記事にされた時、「もう新聞の取材は受けん!!」とか激怒しとったしなぁ。

 でも、同じ取材でも蓮舫のそれは雑誌の一コーナーなんだよ。しかも蓮舫は元メディア業界人。さらに育児に専念している時期の取材であり、自分が取材された記事を読んでないわけないよねー。なぁ狼ババア。聞いてるか。

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時事通信の記事タイトルに悪意を感じる

2016年09月08日 23時10分40秒 | 政治(安倍政権)
※今回のこの記事は、次なる蓮舫記事の為の伏線のようなものであった。

 タイトル通りである。時事の記事タイトルに悪意を感じる。

【時事】「女性天皇」検討に否定的
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090800385&g=soc

同行記者団に対し、皇室制度の見直しに関しては天皇陛下の生前退位の問題に絞り、女性天皇や女系天皇、女性宮家創設の検討については否定的な見解を明らかにした。

 安倍総理は、昨今の「女性に関する天皇家のあり方の問題」全部に言及しているからである。
 この案件最大の問題は「天皇家の男系血統を断絶させよう」と画策している連中がいるという事だ。エリザベス女王を引き合いに「女性でもええやんけ」としているのだ。

 
 ▲二階俊博 例えばこんな人

 この問題提起が行われたのは小泉政権の頃だったかと思うが(だから俺は小泉が保守だとは思わない。他にも理由はあるが)、その頃からこの問題は、一貫して「女系天皇容認」の問題である。これは「女性天皇」とは異なり、非常に問題がある。
 時事の記事が並べる3つの「女性天皇」「女系天皇」「女性宮家創設」だが、この中で唯一問題がないのが「女性天皇」なのだ。

 その女性天皇についてのみ、タイトルにもってくる事が酷すぎる。

 ここで、この3つの定義をおさらいしておこう。

 女性天皇とは、そのまんまだ。女性の天皇陛下。これは、歴史上でもしばしば登場し、別に珍しくもない。有名どころでは持統天皇や元明天皇がそうだ。持統天皇の場合、自分の息子である草壁皇子を天皇の地位に就けようとしたが、草壁皇子が早世してしまった為、草壁皇子の子、自分の孫である軽皇子(後の文武天皇)を天皇の地位につけようとしたのだけど。軽皇子がまだ幼かった為、軽皇子が大人になるまでの間の繋ぎとして、自分が天皇の地位についたとされている。

 実例をあげれば明白だが、男性の血統が途切れていない事がわかるだろう。
 一方、女系天皇とは、天皇家の血統が継続するならば、男性の血脈にこだわらないというものである。
 そして、女性宮家創設とは、これもそのまま、女性を頭領とする宮家を創設するという意味で、女系天皇の血脈を保つ為に、これを補強する意味合いで創設しようとしているのだ。

 日本の天皇家は、世界最古の男系血統である。これを途絶えさせようとしている事は、意図として明らかであるのが、女系天皇と女性宮家創設の提案である。

 安倍総理は女系天皇問題については熟知している。ことさら女性天皇問題を悪し様に語る理由はハッキリ言ってない。
 だから、これは恐らく時事通信の記者がこの3つを一緒くたにして質問し、当然ながら安倍総理に否定させ、タイトルに「女性天皇検討に否定的」をもってきたのだ。

 ご丁寧に、女系天皇推進派の二階の記事を関連記事として本文に含める念の入れようである。

【時事】二階自民幹事長、女性天皇を容認=認めねば「時代遅れ」
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082500661&g=soc

 ちなみに。二階の方のインタビューでは、女性天皇の件のみに言及し、「反対はしない。反対をする奴は狭量」とすら述べさせている。安倍総理にこの3つをワンセットで聞き、女系天皇推進派の二階に女性天皇限定でインタビューする。

 マスコミの卑怯さが垣間見える一コマである。

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