あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

「自分は中道」とか言うやつに注意

2016年09月26日 23時11分44秒 | 政治(安倍政権)
 以前、俺がアメリカのテレビ局の話をした事を覚えておられる方はいるだろうか。10年近く前なんだが…。

 アメリカのFOXは保守的・共和党寄りで、CNNはリベラルで民主党寄りという話である。

 アメリカ在住の友人が、

「FOXニュースばっか見てたら世界には保守系しかおらんような錯覚に陥るで」

 とか言っていた事があるのだ。俺も後で確認したんだけど、確かにアメリカのテレビ局ってのは路線が明確のようであった。

 そして、俺はその偏向放送がとても健全だと思ったのである。

 俺は、偏向報道をそんなに不健全だとは思っていない。
 中立のフリをして偏向報道を行い、全局横一線で同じ方向に偏向しているのが不健全だと思うのである。

 それは、まさに日本のテレビ局の事だ。だから、チャンネル桜みたいなテレビ局が民放に1局でも混じってて、全国ネットで放送しているのであれば、俺は日本のメディア環境はだいぶ改善すると思っている。チャンネル桜だって偏向しているがな。それでいいのだ。

 わかるだろうか。これは俺の持論でもあるのだが

「中立的報道はより不健全」

 なのである。
 その事を踏まえ、ironnaの蓮舫特集を見てみよう。

【ironna】民進党代表、蓮舫さんでいいんですか?
http://ironna.jp/theme/634

 8本の関連記事に、阿比留氏と井戸正枝氏のコラムの引用で、この特集は終了するのだけど。8本の関連記事の紹介の仕方が独特で、関連記事の方にウエイトがあるのだ。そして、その8本のうちの大事な「トリ」の記事に、清義明のコラムがある。



 清義明ってのは誰か。モロにしばき隊の関係者である。

 

 産経的には、「こんな意見もある」的な、バランスをとった関連記事ラインナップのつもりだったのかもしれないが…。
 こんなヤクザの記事を、まるで識者の言葉であるかの如く同列の記事として紹介するのはおかしいと思うのである。

 彼は、明確に産経筋の人間ではないよ。赤旗がお似合いの人物だ。

 俺がまだブログを書き始めて間もないころ、お手本となったブロガー達は、「ウンコを投げるなら満遍なく。『何に対してこいつはウンコを投げないか』が重要だ」なんて事を言っている人たちが結構いた。俺はその主張に半ば納得しつつ、半ば反発していた。

「メディアでもないのに、まんべんなくウンコを投げるだけの労力はない。好きな事を主張すればええんや。偏って上等やろ」と。

 重ねていうが、俺は偏向報道を否定しない。健全だとすら思う。
 俺はむしろ、自分達は中道だと言い張る連中の方が、よほど怪しいと思うのである。

 そういう意味では、「私はバリバリの保守ですよ」と言い張る、日本共産党と共闘し、日本人としての愛国心が超絶希薄な蓮舫は、自分を中道へと寄せようとしていてものっそいキショイのである。

 しかも、民進党のネクスト内閣が発表になったが。すごいぞ?流石村田内閣である。

【産経】民進「次の内閣」メンバー
http://www.sankei.com/politics/news/160926/plt1609260029-n1.html

▽法務・特定秘密 有田芳生


 

 清々しいにも程があるわ!蓮舫を、トップを保守としてバランスをとったとか考えてるのかもしれんけど、酷すぎるわw

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さよならパヨク


なぜこの分野で日本人は苦しむ必要があるのだろう

2016年09月26日 00時24分50秒 | 政治(安倍政権)
 社会は、もちろん需要と供給のバランスで成り立っている。
 で、現在は多大に供給過多になっている。最も費用が発生する人件費の面において、例えば自販機が勝手に販売してくれたり、何人分もの人件費を、トラクターが肩代わりしてくれたりして、その浮いた人件費分が、他の消費に回るわけである。

 ここには、勿論同一労働同一賃金の法則なんぞ、成り立たないのだ。
 今、日本人の欲しいものはだいたい手に入ってしまって消費が頭打ち。どうやって需要を増やそうかって話をしているわけね。

 で。俺は普通に現在、供給不足に陥っている分野に「投資」ではなくて「補助金」を回せばいいんではなかろうかと思っている。
 それが、介護の分野であったり、社会保障の分野だと思うのだ。

 あの分野がなぜ、不人気職種かと言えば、キツいのに給料が安いからだ。人がその職種に就きたがらないから人数が減り、さらに仕事がキツくなる。悪循環。
 外国人労働者を導入して政府が労働力を確保したいと考えているこの分野は、単に低賃金で働いてくれる人を増やそうとしているにすぎない。人は、衣食足りて礼節を知るのだ。安い賃金で奴隷労働を強いられる人に、高民度を求めるのは酷な話であり、日本全体の民度の低下を招くような気がしている。

 なら、補助金とかで穴埋めし、賃金を上げればいい。キツくても、賃金がよければ人は集まるし、人が集まれば仕事もシェアしやすくなっていき、キツさも緩和されていくし、仕事のクオリティも上がる。労働者の生活水準も上がる。そして、この低賃金労働者達は日本国内で消費もしてくれるのだ。

 そもそもなんで、社会保障や介護の分野で財源論争をしなくてはならないのか。
 無論、財源という考え方は重要で、ある一定の歯止めは必要だとは思うし、財務省が不要とは言わないが、それにしたって、外国への支援とかには平気の大盤振る舞いのくせに、あの分野は蔑ろにされすぎであろう。

 それは23年前。1993年に発足した細川内閣の、消費税に変わる「国民福祉税」の構想に端を発する。この時、消費税を社会保障費等の財源とし、安定的に供給するという方針が確定する。

 裏で細川内閣を操るのは小澤一郎。大蔵大臣に藤井裕久。当時の内閣官房副長官は鳩山由紀夫と、つまりは旧民主党政権の面々であった。(まあ二階(自民)とか、山口(公明)とかもいるけど。メインは民主党)

 当時の大蔵省、つまり現在の財務省は、この時点で、

「消費税をアップさせないと、社会保障費とか介護の人件費を削る事になるぞ。それでもいいのか」

 と国民を恫喝する手段を入手してしまうわけだ。
 そして、増大する社会保障費を背景に、消費税増税圧力は増していき、現在に至るわけなんだが…。

 なあ。なんであの分野に補助金を投入したらアカンの?俺にはずっと、その思いがある。だから、こんな記事を見ると、嫌な気持ちになるのだ。

【J-CAST】長谷川豊氏、「人工透析」ブログの「真意」語る 全腎協の謝罪要求は「断固拒否」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00000001-jct-soci&

19日付記事のタイトルには「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」という過激な表現があった

 糖尿や人工透析、COPDなんかは確かに患者の自業自得な面も否定はできまい。しかし正直ここまで言われねばならない事なんだろうか。社会保障財源にきちんと余裕があれば、こんな叩かれ方はしまい。

【中日・社説】介護の縮小 「離職ゼロ」に逆行する
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016092402000111.html

 これもそうだ。消費税増税ができない背景で、そこを財源としている分野を圧迫しているのである。

 現状の日本で、消費税増税を人質に、社会保障削減をする意味がどこにあるのだろう。上記記事を読んでいて、財務省のやりようと、はるか昔より存在していた民主党の負の遺産に、また新たに怒りを覚えるのであった。

 ちなみに。細川内閣発足は1993年だが、この年は蓮舫がテレ朝のステーションEYEのメインキャスターに抜擢された年で、各種媒体に誇って二重国籍を言いふらしていた時期に合致している。

 日本人は、あの頃からの負の遺産に、いつもいつも現・民進党に、現在も苦しめられているような気がするのである。

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国民を切り捨てる「社会保障と税の一体改革」の本音