あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

任天堂のネット解釈

2013年07月30日 20時31分47秒 | 経済
任天堂・岩田聡社長ロングインタビュー(上)
http://toyokeizai.net/articles/-/16497?page=1

メーカーが一方的に発信する広告的な情報を信じて行動することはなくなっている。自分が何か気になるものを見つけたら、ほかの人はどう思っているかをインターネットで調べ、その中で自分が共感できる要素があって初めて、もっと興味をもって行動する、という順番に変わっているのではないでしょうか。

 俺は妊娠(任天堂信者のネットスラング)である。かなり盲目的な。
 結婚してなければ、自分一人の為だけに時間が使えるのならば、かつてのように全任天堂ゲームを今もやっているものだろうと思う。「銀河の三人」とか「BS探偵倶楽部」とか「はじまりの森」とかな。

 現在の俺は、かろうじてゼルダシリーズぐらいは全種類クリアしているぐらいなのである。悲しい事に。
 なので、せめて宮本氏や岩田氏のインタビュー記事とかはだいたい目を通しているのだが、任天堂のネットへの考え方は正しいと思う。

 そう。今はクチコミの時代なんだよ。だからこそ、ステマなんてモノが跋扈する。
 ステマとかが跋扈することから解るように、それをちゃんと理解している人はそれなりの数いるんだけど。

 ゲーム業界のトップランナーとか政治家とかで、それをきちんと理解できている人がかなり少ない。もう致命的な程に少ない。

 だから、俺流な著名ゲームデザイナーが自分の業界のダメさを、そういうマーケティング論なしでもっともらしく語ったりする。ネット選挙の方では政治家が、自分の配信する情報で得票率が上がったりすると、勘違いしている。

 上記岩田氏が言うように、メーカーが一方的に発信する広告的な情報を信じて行動することはなくなっているが重要なのである。それが、例えネットであろうとも、メーカーが一方的に発信するのであれば、それは広告と同じなのだ。

 そこが、マーケティングする上で一番重要な点。

 そういう意味で、スクエニの開発者がドラクエ10に参加したりβテストの動画を配信したりしてユーザーと一緒にゲームを楽しんだりするのは正しいし、岡崎トミ子を落選に導いた手法は正しいのだ。
 言わば、「ナチュラルなステマ」というか、「大量の素人に褒められる」という事が「広く広報されること」が必要なのである。

 岩田氏は、ワリと積極的にパブリックな動画で目にする事が多い方なんだが、初見は確かWiiのニンテンドーチャンネルの「Wiiの間」の宣伝だったかな。当時、「ユーザーの心をつかめねぇトークのクソ長いオッサンやなぁ」と思っていたが。
 最近は、そんな的外れな事を言っていないように思う。
 ま、俺が妊娠なところはあるだろうけどな。

 情報化社会になって。
 日本は多分、世界に先駆けて消費者側がブレイクスルーしたんだよ。情報の取捨選択が、世界に先駆けて格段に上達した。

 日本の法人、及び政治家は、国内外を含め、まだそのレベルに達していない。
 この消費者の賢人化に法人・政治側が対応するのは容易ではないと思うが…というか解決策なんぞ現時点で見いだせないが。

 きちんと理解できているトップが情報を配信しているのを見ると、安心する。
 世界のトップランナーとして、今苦しんでいる日本企業は、後に世界的に消費者が賢人化した時に、また大きく飛翔できるような気がするんだ。

 愛する任天堂よ。ガチで頑張ってくれ。一般消費者の賢人化に苦しんでるのはお前らだけじゃない。食道楽関係も、政治家も、出版もみんな苦しいんだ。
 俺は、アンタんとこがゲームを発売し続ける限り、死にたくないのだ。きっと、来年発売のゼルダの新作をせめてやるまで死ねない…とか言って死ぬんだ。

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