たこやきを焼いているおにいさん。
右手で、くるくる、上手にまわしてるよね。
「ちょうだい」、「ちょうだい」の声が聞こえてくる。
不定期に、テディベアの展示をしているが、テーマをお祭りに決めた時、「祭りといえば、たこやきやで~」と言う友だちがいて、「え~」と絶句。
ここから、舞台裏。
綿菓子屋さんは、最初から、作るつもりだった。
手芸用の綿で、綿菓子はできるし、製造機もなんとかなる。
でも、でも、たこやき?
たこやきは、紙粘土でなんとかなるが、鉄板は?
ちなみに、ベアの身長は18センチ、お店を探したが、見つかるはずもない。
えいっ、なんとか、作っちゃえというわけで、惣菜売り場のプラスチックに、紙粘土を詰めて、たこやきの大きさの丸い瓶の蓋で押して、ペイントして、まあまあのできあがりかな、ふ~う。
写真には写ってないが、紅白の幕を張った台の上に、乗せている。
この台は、友だちが作ってくれた。
ついでに、レトロな幟も作って、雰囲気作り。
「たこやきやで~」の友だちが、写真を見て、「このたこやきは、卵の入りが少ない」と言っていたと、後で、聞いた。
たこやきには、一家言ある彼の言葉、なるほど。