Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

チェコの魔術

2007-06-15 | テディベア

友だちから2度目に借りた本ですが、「夜想35チェコの魔術的芸術」を読んでいます。
1999.7.25発行のこの本を、はじめて読んだのは2000年頃でした。
チェコアニメが広島でも上映されはじめていて、何作かを見ていました。
あれから7年の間に、この本に載っているいくつかの場面との出合いがありました。

 

チェコ在住の沢則行さんの自作の人形を使った舞台「リア王」と、何編かの短編の舞台を見ることができました。
息遣いが聞こえる最前列の席で、人形への多様な接し方を学びました。

 

川本喜八郎監督の人形を使った長編映画「死者の書」を見ました。
触発されて、折口信夫さんの原作を読み直し、感動を新たにしました。
映画も原作もすばらしいものを残してくれました。

 

パペットハウスの深沢拓朗さんのショップ(東京)を訪ねお話しすることができました。
深沢さんは、私のホームページにも、「ベビーベア」の動画を使わせてくださっています。
左下の写真のチェコのパペットショップにも行きました。

 

今年の5月にシュバンクマイエル監督の映画「ルナシー」が広島でも上映されました。
1日1回夜間だけの限定上映で、体調を崩していて見られませんでしたが、この本「オールアバウト シュバンクマイエル」を読んで、その世界に浸ることができました。


こうした出合いの後で再び読む「チェコの魔術的芸術」は、7年前とは違い、すこし深く、チェコの芸術を理解させてくれました。