ポルセレインミュージアム、磁器の博物館です。
17世紀中期頃、伊万里の磁器が海を渡りました。
オランダ連合東インド会社によって輸出された東洋の磁器は100万個といわれ、中でも日本のものは深く愛され調度品としても重宝されていました。
18世紀に入ると、各国の窯が伊万里の模倣を行うようになり、その影響は現代まで続いているということです。
古伊万里や柿右衛門が並ぶ第1室と第2室の間にある「磁器の間」は、ドイツ・ベルリンにあるシャルロッテンブルグ宮殿の磁器の部屋「ポルセレイン・キャビネット」を再現したもので、当時高価だった磁器を約3,000点も飾りつけた富と権力の象徴ともいえる空間、2枚目の写真がその一部です。