客席のシートの大きさからその高さがわかると思いますが、天井がぐ~んと高く、空中の演技が映える舞台の構成、シートの座り心地も抜群、休憩30分を挟んで2時間50分の公演中、ずっと快適でした。
鍛錬した人間の体の技って、すばらしいですね。
ラッソ(輪縄)の演技、1本の縄がきれいな円を描き、その輪を自在に操ります。
ダイナミックな空中ブランコ、綱渡りもふくめて非常に高いところで演技されるので、前の方の席だと、真上を見上げる感じで、首が痛くなりそうでした。
バトントワリング競技男子シニア部門で世界チャンピオンに11回も輝いた稲垣正司さん、日本人でただひとりの演技者です。
アクロバティックな躍動感のある演技がほとんどですが、静的な演技もあります。
モスクワの専用劇場でボリショイサーカスを見たことがありますが、全体的に、シルク・ドゥ・ソレイユの方がスケールも技も上という印象を受けました。
ここまでの写真は、「ZED」のプログラム(カタログ)を撮ったものです。
「ZED」は常設の専用劇場で上演されていますが、雑誌「エスクァイア」の情報によると、もうひとつのツアーショー「コルテオ」が国内を巡回しています。
「コルテオ」は、クラウンの旅立つさまを通してストーリーがすすんでいくもので、シルク・ドゥ・ソレイユのなかでもっとも演劇的なショーだといわれています。
東京 2009.2.4~5.5
名古屋 2009.5.21~7.12
大阪 2009.7.29~9.30
福岡 2010.2.11~4.4
仙台 2010.4.21~6.6