現代玩具博物館では、約40分のオルゴールコンサートが毎日5回行われています。
広いホールで、スタッフの説明とオルゴールの演奏があり、オートマタも動かして見せてもらえます。
5月12日(木)9時40分からの観客は6人と2匹、演奏中の写真撮影はできませんが、演奏が終わると、撮影OKなのがうれしいです。
シリンダーオルゴールからはじまってディスクオルゴールの演奏を楽しみながら、合間にオートマタの実演、シンギングバードの美しい囀りを聞き、ひまわりからはずかしがりやの妖精が顔を出すのをそっと見つめます。
ピエロエクリバンは、スイスにいる恋人に手紙を書きます。
昼間の公演で疲れているピエロは、ついうたた寝、ランプの灯が消えたことに気づきはっとします。
再びランプに灯をつけ、手紙の続きを書きます。
恋人(彼女もオートマタ)から「ピエロさんへ」と書かれたお返事もあります。
一体一体のオートマタにはこうしたエピソードがこめられています。