太湖遊覧船に乗ります。
陸から眺めるのもいいけれど、船の上からの眺めはまた違って気持ちがいいですね。
別の遊覧船が帰ってくるところです。
太湖は琵琶湖の3倍の広さですが、水深が2mから3mと浅いので、水量は同じくらいとのことでした。
無錫をはじめ中国の江南地方は湿気が多いので、霞んでいることが多く、
遠くまではっきり見える日は1年のうちでも限られているそうです。
ゆったりとこういう風景がずっと続きます。
夏休みの家族連れもたくさん乗っていて、お船は満員でした。
この太湖では淡水真珠が養殖されていますが、日本と違ってカラス貝を使うそうです。
淡水真珠店で5年物の貝をあけて見せてくれました、小さいのもふくめて37個もできていました。
白色だけではなくて、ピンクや紫、黒、金色のも混じってでてくるそうです。
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太湖はシラウオ、セイギョ、カニ、エビなどを育んでいます。
シラウオの卵とじはふんわりやさしいお味でとてもおいしくいただきました。
エビは茹でて赤くなるのと白いままの2種類があって、食事にも何度か出て、こちらもおいしくいただきました。
また、この湖でとれる太湖石は中国の庭園には欠かせないものです。