東京ときどきメモ
23日の祝日、人混みが嫌なので、混んでいない場所を選んで、息子夫婦といっしょに、神保町(じんぼうちょう)に出かけました。
久しぶりの古本屋巡りをのんびり楽しみ、そのなかの1軒で装丁の美しい本に出会いました。
何冊か揃っていて、お値段もお安かったのですが、読めるということで、「拾遺和歌集・後拾遺和歌集」を1冊だけ選びました。
濃紺に金箔押しのデザインが美しく天金仕上げで、惚れ惚れ、大正11年1月発行の非売品で、私家版だと思われます。
同じ書店には、古いヨーロッパの革表紙の本も揃っていて、絹地貼りの帙入り豪華本「アンデルセン全集」を見つけ、版画の絵もいいねと言いながらお値段を見ると380,000円で、やむをえず諦めました。
別の書店では「書物愛 蔵書票の世界」(2002年初版)も買えて、満足です。
今日は、三鷹の森ジブリ美術館に出かけます。