ラジオを被災地に送る広島FMの企画を知って、ラジオを買いに出かけたら、時すでに遅く、市内の電気屋さんには1台もありませんでした。
途方に暮れていると、昨日の午前中、友だちのSさんが自分が寝室で大切に使っていたソニーのラジオを届けてくれました。

家にあった新しい電池に入れ替えて、イヤホンでちゃんと聞こえるかテストをしました。

ラジオを届ける役目だけの私、せめてもの気持ちをと、短い時間で簡単なものしかできませんでしたが、ラジオとイヤホン、電池をいっしょに入れる袋を作りました。

午後のバスで紙屋町シャレオの地下広場に着くと、広島のサッカーチームサンフレッチェの選手たちが募金活動をしていました。

午後3時、ラジオの提供を呼びかける広島FMの受付がはじまりました。

「あなたのラジオとココロを被災地に届けよう」

「ぼくの母さんのお友だちのラジオです、気持ちを受け取ってください」

次々とラジオを持った人たちが訪れ、

ラジオを提供してくれます。

ステージでライブがはじまる午後4時までの1時間に20あまりのラジオが集まりました。
このあと午後7時まで受け付けていたので、きっと箱がいっぱいになったことでしょう。
広島FMでは3月31日まで本社への持込と郵送を受け付けています。
「あなたのラジオとココロを被災地に届けよう!」
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ラジオはソニーとパナソニックが4万台を提供することが決まっていますが、企業も私たちも気持ちは同じですね。
広島市では、昨日からマツダスタジアム周辺で新しいタオルや毛布など、個人からの救援物資の受付をはじめたそうです。