ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

昨日のFB 10/08 阿蘇大爆発

2016-10-11 08:33:45 | ツイッター
今日の名言:@C_G_Jung_jp 聖トマスにおけるアリストテレス哲学の主知主義の学徒たちは皆、何か彼らが授けられてきておらずそれについて実際には何も知らないようなものを、論理のトリックによって強いて顕わにしようと望んでいる。彼らは自らに信仰を証明したいと望んでいる。しかしそれは、現実には経験の問題なのだ。(C.G.ユング、『自伝』) <一言>なんというややこしい言い方であろう。要するに、他人の哲学を自分の考えに無理矢理当て嵌めようとする愚かさを嗤った言葉である。まぁ、動機は悪くはないが、という言葉を添えている。 . . . 本文を読む

昨日のFB 10/07

2016-10-09 08:55:13 | ツイッター
今日の名言:@gorohani 自分の国だから我々は日本を批判するのだ。批判するのはよりよい日本をつくるためなのだ。批判の無いところに未来はない。無批判に日本の良さなどと言うのはナルシズムだ。鏡の中の自分の顔をながめていい気分になっているような馬鹿と同じだ。(羽仁五郎) <一言>三木清と羽仁五郎は良き友であり、良きライバルであった。三木にはないストレートさが羽仁にはある。 . . . 本文を読む

昨日のFB 10/06

2016-10-08 08:19:14 | ツイッター
今日の名言:@CS_Lewis_jp われわれは、自分が犯した個々の罪深い行為のほかに、自分の罪深い性質そのものに気づき始める。自分が行なうことに驚くばかりでなく、自分の心のあり方それ自体に驚くようになる。(C.S.ルイス) <一言>ルイスは聖公会の聖職ではなかったが、「伝道師」と呼ばれていた。 . . . 本文を読む

昨日のFB 10/05

2016-10-07 06:49:24 | ツイッター
今日の名言:@kitarowords 人生何時までも心配苦労の絶える事がない、人生はトラジック(悲劇)だ(西田幾多郎、「1945年1月2日付の日記」) <一言>その年の6月7日、先生は逝去された(享年75歳)。 . . . 本文を読む

昨日のFB 10/04

2016-10-06 08:38:54 | ツイッター
今日の名言:@KatsuKaishuBot 人には余裕といふものが無くては、とても大事は出来ないヨ。昔からともかくも一方の大将とか、一番槍の功名者とかいふ者は、たとへどんな風に見えても、その裏の方から覗いて見ると、ちやんと分相応に余裕を備えてゐたものだヨ。(勝海舟) <一言>西鄕を切ってしまった連中の余裕のなさを嗤った言葉であろう。大将には大将に相応しい器でないと勤まらない。 . . . 本文を読む

昨日のFB 10/03

2016-10-05 08:14:31 | ツイッター
今日の名言:@F_W_N_jp 私は、多くの種類の神々があることを疑うことはできない…ある種の静謐さや気軽さを抜きにしては考えることのできないような神も、なくはないのである…。(ニーチェ『権力への意志』) <一言>「静謐さ」と「気軽さ」との組み合わせが妙である。「静謐さでしか経験できない神」もいれば、「気軽さ」においてしか知り得ない神がいる。同時に「静謐さと気軽さとの組み合わせでしか体験できない神」もいる。朝にしか経験できない神もいれば、夜しか経験できない神もいる。それをすべて「一つの神」にまとめるのは神に失礼ではないか。 . . . 本文を読む

昨日のFB 10/02

2016-10-04 08:03:46 | ツイッター
今日の名言:@osamu_dazai 本当の気品というものは、 真黒いどっしりした大きい岩に白菊一輪だ。(太宰治『津軽』) <一言>近頃は「気品」ということがなくなった。何もかもが軽薄で、賑やかである。せめて、礼拝ぐらいでは気品を保ちたいものだ。 . . . 本文を読む

昨日のFB 10/01

2016-10-03 06:46:37 | ツイッター
今日の名言:@Nietzschebotjp <満足という名の贅沢> 小さな庭、そこに植わっている数本のイチジクの木。少しばかりのチーズ、三人か四人の友達。これだけで、彼は充分に贅沢に暮らすことができた。(『超訳 ニーチェの言葉』026) <一言>ここでの「彼」とは古代ギリシャの哲学者エピキュロスのことであろう。彼の名による哲学が「エピキュリアン」快楽主義と訳されている。なぜ、ここで「イチジク」なんだろう。 . . . 本文を読む

昨日のFB 09/30

2016-10-02 08:36:52 | ツイッター
今日の名言:@Michael_Ende_jp 幼さと幼稚さとを区別しなければなりません。人間の中の幼さは、感動でき、自発的で、経験に開かれた、もっと進化する能力です。人間はこの幼さを本来決して「克服」すべきではありません。それに対して幼稚さは、大人に現れるとき、ちょうど停滞し、発展しない、硬直したハビトゥスです。(ミヒャエル・エンデ) <一言>私はこの「ハビトゥス」をあえて「困った性格」と訳す . . . 本文を読む

今週のローズンゲン 2016/09/25~10/01

2016-10-01 15:35:51 | ローズンゲン
わたしに対して犯したすべての罪から彼らを清め、犯した罪と反逆のすべてを赦す。(エレミヤ33:8) わたしたちの救い主であるイエス・キリストがわたしたちのために御自身を献げられたのは、わたしたちをあらゆる不法から贖い出し、良い行いに熱心な民を御自分のものとして清めるためだったのです。(テトス2:13~14) . . . 本文を読む

昨日のFB 09/29

2016-10-01 15:04:43 | ツイッター
今日の名言:@G_Bataille_jp 世界史の流れにおける二つの決定的事件。一つは道具(或いは労働)の誕生、もう一つは芸術(或いは遊び)の誕生だ。道具の方は、もはや動物ではないが、まだ完全には現行の人間ではない者、ホモ・ファーベルの手に成るものである。芸術の方は、現在の人間と共に、ホモ・サピエンスと共に始まった。(ジョルジュ・バタイユ) <一言>あまりにも単純に二分化し過ぎているきらいがあるが、真実を突いている。現代日本では、あまりにもホモ・ファーベルのレベルの人間が多すぎる。そこからスピンアウトされた人間が「遊び人」になる。もっと、ホモ・サピエンスの育成のために金を使わねば文化は育たない。 . . . 本文を読む