博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

12月定例会一般質問原稿③

2012-12-27 16:39:10 | 日記

 先週土曜日から体調を崩し、今日で6日目。まだ、全快とは言えず。

 風呂は5日間も入っていません(この間、体は当然拭いてます)。昨年の3.11以降の経験(確か、風呂は3月下旬に入れたような記憶があります)からか、なぜか我慢できてしまいます。ウ~ン、今晩は入ってみようかなぁー。

 昨日は安倍内閣が発足しました。本件関係では根本匠さんが復興大臣、森雅子さんが少子化担当大臣として初入閣しました。また今日は、石原伸晃環境大臣が来県し、佐藤知事と会談。29日には安倍総理が知事と原発事故からの復旧・復興に向けた方向性についてなど協議する方向で調整が進められているそうです。これら一連の流れは、被災地の「危機突破」が加速されることを期待して良いものか。 いや期待するしかありませんね。

 

 さて、昨日の続きです。

質問:今年6月に実施した第2回復興に関する町民アンケート集計結果によると、「町外コミュニティに移り住む考えの方の町外コミュニティ希望地」の設問に対し、「いわき市」の38.3%が最も多く、次いで「南相馬市」の33.9%、そして「二本松市」9.4%と「福島市」7.2%が拮抗し、相馬市、郡山市、本宮市、桑折町の順でした。この設問には気候や避難先の人数、さらには仮設住宅の有無などが影響し、この結果を考慮すれば、町長・谷田課長答弁は理解できますが、「分散型」になると行政サービスへの不安、さらに医療・福祉・教育などの課題について国・県そして受け入れ自治体との協議が当然必要な訳で、復興計画での短期においての目指す姿は、平成26年3月31日には順次入居開始となっており、実現させるには総合的な判断を早急にしなければなりません。

  国は、町外コミュニティに関する町民意向調査を11月に実施すると私は記憶していましたが、いまだに調査は実施されていません。この調査結果も大きな判断材料となると思います。そこで、この調査時期はいつになると国から聞いていますか。また、今答弁いただきましたが、協議を進めると行くことですが、実際、その3つの町外コミュニティ以外の生活拠点となる福島市などは要請をするのか、ちょっとその辺は町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

町長答弁:まず第1点目です。私がまだ正式に聞いてはいませんけれども、意向調査については来年1月からしたいということの国の意向があるようです。ただ、残念なのは議員おただしのとおり、11月から開始したいということでしたけれども、何の連絡もなく、ちまたに聞く1月にしたいということで、全く遺憾だというふうに考えています。それから、復興公営住宅の建設の件でありますけれども、非常にナイーブなところがありまして、たとえば私どもが仮設を設けている桑折町の自治会では独自にアンケートをとって、それでどういうような所にお住まいになるかというような設問項目がありまして、その中で40戸分が桑折町に復興公営住宅を建てていただきたいというような回答があったようです。私の方にも桑折町の自治会の役員の方がいらっしゃいまして、こういうアンケートをとったと。それから町の支援策、桑折町の支援策についてもいろいろとお聞きしたということで、私もつい先日、非公式に、桑折町の高橋町長のところに行きましてお話を聞きました。そうしますと、桑折町の町営住宅、その中に浪江町の避難者の方がお住まいになってもよろしいですよというふうなこと、非常に心温まる激励をいただきました。そういうことで、今、町としては検討しておる状況です。

 それから、福島市あるいは郡山市のお話もございましたけれども、まだ、正式な協議には入っていません。ただ、先ほどの14番議員に担当課長がお答えしましたように、受け入れ先自治体と、ある程度協議にこれから入っていきたいというようなお話のところもありますので、これから詰めていく状況であります。今、議員おただしのとおり、やはり分散型でいろいろまちまちになってしまうと、町民として絆が若干薄れるんではないかという、そういう懸念もしています。そういう状況を鑑みながら、これからの復興災害住宅について受け入れ先との協議もしながら考えてまいりたいとこのように考えています。

質問:ということは、町外コミュニティの整備、もしくは小規模な生活拠点もあり得るという認識でよろしいですね。それと、その調査なんですが、やはり町民の皆さんに早く町外コミュニティあるいは生活拠点を示すのは必要なことであって、その調査自体が遅れるというのは、国は国は何をやっているのとこう思う訳です。11月に例えば調査をやりたいという話なのに出されていないで1月になっているし、あと除染に関しても国の工程j表では本格除染は7月からという話が今だに事前調査中、中間貯蔵施設に関しても27年1月供用開始とはいうものの未だに地質調査も行われていないと。つまり事前調査にそろそろ入りそうということで、国のあらゆる工程表に私は非常に疑念を持っております。

 そこで、今回調査に関して、11月予定だったのが来年1月にしているのは、実は先週の全員協議会で、もう国の方から聞きました。理由は聞かなかったわけですけれども、町が把握している遅れている理由について何か把握しているんであれば、お聞かせいただきたいと思います。

復興推進課長答弁:お答えいたします。浪江町の住民意向調査につきましては、復興庁と町でその意向調査の中身についていろいろ詰めてまいりました。その中で、当初11月から12月にかけて行う予定でありましたけれども、現在町で区域見直しの作業に入ったということ、さらに区域見直しに伴う住民説明会が12月下旬に予定されたというふうなことがございまして、国の方では区域見直し作業が住民意向調査に影響してくるというふうなことで、1月にずらしたというふうなこと、正式ではないんですが、この住民意向調査の中ではそういうふうなことでございます。

続きは、また明日。


12月定例会一般質問原稿②

2012-12-26 22:14:31 | 日記

 今日は、22日から服用している咳止め、抗生物質、解熱剤と薬の効果か、体調回復の兆しが。(それともさんの連日お蔭かな?)

 朝7時20分に郡山での説明会出席のため家を出発。朝の通勤ラッシュと雪の影響で1時間40分かけ会場に。午前中は大堀地区対象で出席者は約600人。午後は苅野地区対象で約700人。質問では賠償、除染、放射能の健康被害などに集中しましたが、本筋である線引きに関しても、両地区には線量的に帰還困難と居住制限と混在するため貴重な意見が出ました。今後微調整が必要ではないかと個人的には思いました。

 

 さて、昨日の続きです。

質問:事業策定にあたっては、防災・防犯対策等々考えているということで、実は、私も説明会後、それを受けて町民の皆さんの意見を反映した新年度の事業策定といたしましては、パトロール隊の結成というか構築をして、これを雇用対策の一環として臨時職員を採用してはどうかと、このように考えております。このパトロール隊の編成に当たっては、現役やOBの消防団員がベストではないかと考えます。理由は万が一の有事の際、今までの災害現場経験から、判断や対応ができるからだと考えております。財源は復興に向けての安全対策という目的で、浪江町復旧・復興基金を充当できないかと考えておりますが、雇用対策としてパトロール隊の臨時職員採用ということを町長、この点についてどのようにお考えか、お伺いいたします。

町長答弁:この治安対策、非常に重要なことだというふうに認識しております。そういうことで今、議員おただしの点については、再度検討しながら協議を進めてまいりたいと考えております。

質問:ぜひ、予算を確保してご検討いただくことを期待しております。次に(2)に移ります。郡山の説明会では町外コミュニティの整備について、浜通り北部の南相馬市、南部のいわき市、中通りの二本松市と協議を進め、さらに仮設住宅がある福島、本宮、桑折の3市町とも住民の小規模な生活拠点の必要性について協議を進める方針とお答えがありました。その真意についてお聞かせいただきたいと思います。

復興推進課長答弁:それではお答えを申し上げます。復興計画策定に際しまして実施いたしました、6月のアンケート調査結果をもとにした推計でございますが、全体で2800戸程度復興公営住宅が必要となります。希望地といたしましては、いわき市、南相馬市の希望が多く、そして二本松市が続いているというような状況となっております。これら自治体については町としては中核的な復興公営住宅による町外コミュニティの整備を考えているところであります。また、この地区以外にも、仮設住宅がある自治体などを希望している方もおります。これらも地域の復興公営住宅の検討が必要と考えているところであります。さらに、これらの地域の自治体の中には、独自での復興公営住宅の整備を計画しているところもありまして、浪江町民の受け入れに前向きに取り組んでいただいているところもございます。そちらの自治体との協議も進めていく必要があると考えているところであります。受け入れ自治体とした協議会が設置されておりますので、その中での協議をすることになりますが、そういうふうな中での協議が可能となった自治体から順次具体的な協議を進めてまいりたいと考えているところであります。

続きは、また明日。


12月定例会一般質問原稿①

2012-12-25 18:44:29 | 日記

 昨日さんに、「風邪が治りますように」とお願いをして寝ました。熱が36.8度(平熱は36.2度です)に下がったのは、さんのお蔭かと。

「アレ、さんが来るのは今夜でしたっけ?」・・・・・を引退してから約15年が過ぎましたので、本当に分からなくなってしまいました。

 

 さて、今日は歩いて5分の所にある県文化センターで津島地区を対象に説明会があり、出席しました。(当然、防寒対策はバッチリにして)

全域が帰還困難区域と案ではなっていますが、羽附地区が比較的線量が低いため地区住民からは、賛成・反対の両意見がでました。

明日は説明会最終日。郡山で午前が大堀地区、午後が苅野地区をそれぞれ対象に開催します。体調と相談になりますが、出席したいと思います。

 今後、町は線引きに関しては説明会の意見を踏まえ国と協議し、年明け第2週を目途に再編案を決定するスケジュールです。

 

 数日前、一般質問を報告すると約束していましたので、今日から報告したいと思います。

なお、正式な議事録からではなく反訳原稿からの報告となりますので、多少正確さに欠けることをご理解ください。

2番、山崎 博文です。議長の許可を得ましたので通告に従いまして一般質問をさせていただきます。質問方式は一問一答方式でお願いいたします。なお、午前中に行われた質問と重複する部分について、答弁で了解した部分については割愛させていただきますが、不足分については質問し答弁を求めたいと思います。

今日で発災以来、ちょうど1年9か月となりました。あらためて、発災以降、亡くなられた方々に哀悼の意を表します。また、町民の皆さんにおかれましては、不自由な避難生活が長期化し、心身ともにお疲れのことと存じます。ようやく復興計画が策定され、町の方針・方向性が見え始めたところですが、諸課題に対し要望した多くが遅々として進まず、町政に係わるものとして、お詫びとお見舞いを申し上げます。

さて、私の今日の質問ですが、「町としての喫緊の諸課題」に対し、どのような対応・対策が必要かという観点で質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

それでは、まずはじめに、質問事項1の住民説明会総括について質問いたします。

質問:10月22日より先月の18日まで、14会場において18回の住民説明会が実施されました。本当に町長はじめ執行部のみなさん、お疲れ様でした。説明会では約5000名に近い町民の皆さんに出席をいただきました。実に町民の4分の1の皆さんに出席をいただいた訳です。あらためて、第1次の浪江町復興計画、避難指示区域の見直し、賠償基準、さらに除染について、町民の皆さんが注視している、あるいは疑義を抱いている事を実感いたしました。また、国も東京電力も町民の皆さんからの意見などを拝聴し、その場で英断できる立場にない職員や社員からの答えであったことは至極残念でありました。今後は、議会は議会の立場で、町は町の立場で、あるいは時には連携し合いながら、国・東京電力に対し、この説明会での意見などを直接強く、そして何度も要望、要求をする事が求められていると思います。

午前中の説明会に関する質問では、被災地と国・東電の現場感覚の違いをどう感じ、その対策について、また町長の印象について議論が交わされましたが、冒頭申し上げましたように、私は「町として」という観点で、町民の皆さんからの復興計画やその他町に関しての意見・要望等について、説明会の総括について、まずはお伺いいたします。

復興推進課長答弁:それでは、住民説明会での町に対してのご意見・ご要望関係についてお答え申し上げます。多くの町民が町外コミェニティについての意見、そして内部被ばくへの不安、放射線による健康被害への影響についての意見、そして5年間戻れないとしたことへの意見、離れ牛、ネズミの被害、警戒区域が解除された後の防犯対策への不安、さらに生活再建のための一時的な賠償が必要との意見、除染の方法、さらに福島第一原子力発電所の収束状況などについてもご意見をいただいたところです。

 ただ、説明会全体の中では、町に対しての質問は若干少なかったのかなと感じております。これは、町民が復興計画に対して関心がないということではなくて、今回の説明会が区域見直しや賠償など、住民が直接意味を考えることができる機会であったことで、国への質問が多くなったというふうなことと考えております。

 住民説明会全体の感想としては、先に町長が答弁したとおりであります(午前中の質疑の中で町長が答弁しました)。ただ、町の復興計画を示したことで、避難している町民の方々の今後の生活再建を進める上での一つの方向性が出せたのかなと考えているところであります。

質問:今、課長からありましたが、重複する部分で、たとえば議会のほうでも住民説明会後、意見集約をしまして、万全な防災、防犯対策とか、放射線対策等々、議会は立場で意見集約を見たわけですが、復興計画については第1次を策定したもので、今後の災害を取り巻く状況の変化に応じながら、町民の皆さんとともに最善の策を検討し、町民一人ひとりの復興に向き合いながら随時見直しをすると計画編には明記してあります。町長から行政報告の中でありましたが、今後の復興計画に当たっては、いただいたご意見を十分に考慮して推進していきたいという旨の報告がありました。ぜひ今回の説明会で直接いただいた意見などは、見直しの際、生かしていただきたいと思います。

12月は新年度の事業計画の策定や予算編成の時期と承知しています。そこで、今回の説明会での意見などで事業計画策定に反映させる点があればお聞かせいただきたいと思います。

復興推進課長答弁:住民説明会の中でご意見をいただいた中ですが、区域見直し後の防犯・防災対策の強化、さらに離れ牛やネズミ対策、除染に伴う仮置き場、さらに各インフラ復旧関係のご意見もいただいております。それらにつきましては、予算など25年度事業計画策定に反映させてまいりたいと考えているところであります。

 

続きは、また明日。


風邪がひどく・・・

2012-12-24 18:34:54 | 日記

 メリークリスマス。イブの今日は、世間では盛り上げっていますが、我が家では、私と妻と90歳の母の3人家族なので、いたって普通の日。

 さて、22日の朝起きた時に、のどの痛みと寒気を感じていましたが、午前・午後と郡山での説明会がありましたので会へ出席しました。途中、症状がだんだんひどくなり、帰りに病院へ直行。やはり熱が38.1度あり、インフルエンザの検査をしましたが、まだ検出されずと。帰宅後今日まで、ほとんどベットの中に。今もあまり体調は戻っていません。そんな訳で、22、23日ブログの更新が出来ませんでした。

 サンタさんに「風邪が治りますように」とお願いし、またベットで安静にします。それではなさい。

 

 

 


区域再編に関する説明会

2012-12-21 18:56:47 | 日記

 今日から区域再編に関する説明会が、スタートしました。

今日は請戸・幾世橋地区が対象で、約500人の出席者がいました。

説明では、再編の必要性についてなど国の区域見直しの説明とほぼ同様でしたが、町独自の資料を基に、区域再編は大字単位で考えていることや防犯・防災対策、さらに見直しを実施するまでに注意事項をまとめた「立ち入りのしおり」の作成などの説明もありました。

 今回は津波被害にあった地区だけに、家屋の賠償や高台・墓地移転などに関する質問がありました。

  午後は、私も会員(一応、顧問です)の借り上げ住宅自治会の会長から、今回の説明会に出席できない会員がいるため、今日の説明会の内容を教えていただきたいと以前からお願いされていましたので、1時間半、約40人の出席者に報告を行いました。