”花祭り”は、お釈迦様のお誕生日(*1)を、お祝いする行事です。
(*1) お釈迦様のお誕生日
いろいろな説があってその年代はハッキリしていませんが、今からおよそ2500年あまり前の
紀元前463年頃の4月8日となっています。 (真覚寺さんから頂いた資料より)
最初に真覚寺の、ご住職より『礼拝の方法』(仏教では、”らいはい”と読むそうです。)や
聖典(お経の本)を大事に扱うことなどを教えていただきました
『らいはいのうた』という、お経を読んでいるスカウト達
次に、ご住職の奥様より、お釈迦様の話をしていただきました
ご住職より『六道』(*2)について話をしていただきました
(*2) 六道(ろくどう)
お釈迦様は、お生まれになるとすぐに東西南北に七歩ずつ歩かれたといわれています。生まれた
ばかりの赤ちゃんがすぐに歩くわけないのですが、これは人間がこの世において迷い落ち込むで
あろう六道、つまり、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六つの迷いの境地をのりこえて、仏さま
になられたお方であることを言いあらわしており、わたしたちにも六つの迷いの境地を早くのりこえなさい
という、お示しだそうです。 (真覚寺さんから頂いた資料より)
説明を真剣に聞いている、スカウト達
らいはい
ビーバースカウト達が礼拝をしているところです
つづいてカブ隊のスカウトの番です
仏像に甘茶をかけてお祝い(*3)するカブスカウト達
(*3) 灌頂 (かんじょう)
お釈迦さまが、お生まれになったとき、天から甘い雨がふりそそいだということから、甘茶をおかけして
ご誕生をお祝いします。この、お釈迦さまに甘茶をおかけすることを、むずかしい言葉で『灌頂』と言い、
インドではたいへん昔から行われています。 (真覚寺さんから頂いた資料より)
続いて、ボーイ隊のスカウト達です
かんじょう
三人ずつ、それぞれ灌頂を行いました。
甘茶をかけてお祝いした後の笑顔のスカウト達......とても楽しそう
最後に、ご住職より天上天下唯我独尊(*4) についてのお話がありました
(*4) 天上天下唯我独尊 (てんじょうてんげゆいがどくそん)
お釈迦さまは七歩あゆまれると右手で天を、左手で地をさして、『天上天下唯我独尊』といわれました。この言葉を
そのまま受け取ると「天にも地にもわれひとり尊し」ということになりますが、これは決して自分だけ尊いのだ、という
意味ではありません。お釈迦さまは、「人間や動物、鳥や虫、草花にいたるまで、この世界に生きるすべてのものの
生命を尊ばねばならない」と、わたしたちが生きる上での智慧をお示しになられたのです。
(真覚寺さんから頂いた資料より)
また、ご本尊の阿弥陀如来様についてのお話などがありました。
真覚寺さんのご協力により、仏教の教えを開かれた、お釈迦様について
色々と学ぶ事ができました。真覚寺さん、どうもありがとうございました。
今回は宗教心を養うという目的のスカウト活動でした
スカウトのみなさんは、どんな事を感じたり考えたりしましたか?