乳がんになってスピリチュアリズムに出会うVol.2

スピリチュアリズムに出会い
生き方が180度かわりました
シルバーバーチの霊訓を人生の指針としています

なぜ生まれてきたのか

2017-10-04 20:00:46 | シルバーバーチの霊訓
地上に生を享ける時、地上で何を為すべきかは魂自身はちゃんと自覚しております。何も知らずに誕生してくるのではありません。

自分にとって必要な向上進化を促進するにはこういう環境でこういう身体に宿るのが最も効果的であると判断して、魂自らが選ぶのです。

ただ、実際に肉体に宿ってしまうと、その肉体の鈍重さのために誕生前の自覚が魂の奥に潜んだまま、通常意識に上がって来ないだけの話です。

 あなたがた地上の人間にとっての大きな問題点は、やむを得ないことかもしれませんが、人生というものを間違った視点から観ていることです。

つまり、あまりにもこの世的・物質的観点からのみ人生を考えていることです。

人生には確かに地上的な要素がありますが、同時に霊的なものであり、永遠に続くものなのです。

その永遠なるものを地上的視野だけで眺めてはいけません。

それでは十全な判断は出来ません。

神の子には、一人の例外も無く、善悪ともに〝埋め合わせ〟の原理が働くのですが、地上生活のみで判断しようとすると全ての要素を考慮することができなくなります。

 人生には目的があります。

しかしその目的は、それに携わる人間が操り人形でしかないほど融通性のないものではありません。

笛に踊らされる人形ではないのです。

人間の一人ひとりに分霊が宿っており、一人ひとりが無限の創造活動に参加できるのです。

つまりあなた方には個的存在としての責任と同時に、ある限度内の自由意志が与えられているのです。

自由意志といっても、大自然の法則の働きを阻止することができるという意味ではありません。

ある限られた範囲内での選択の権利が与えられているということです。

運命全体としての枠組みは出来ております。

しかしその枠組みの中で、あなた方が計画した予定表(ブループリント)に従いながらどれだけ潜在的神性を発揮するかは、あなたの努力次第だということです。

 もしかしたら、そのブループリントさえ自覚できないかもしれません。

でも魂は神性を宿すが故に常に活動を求め、自己表現を求めて波のようにうねります。

時にはそれが悲嘆、無念、苦悩、病苦という形をとり、無気力状態のあなたにカツを入れ、目を覚まさせることになります。

もしも神があなたを創造活動へ参加させ、そうすることによって潜在的神性を開発させることを望まないのであれば、あなたがこの世に生を享けた意味は無いことになりましょう。

そこに〝埋め合わせの原理〟が働いていることを理解しなくてはいけません。

つまり創造活動に貢献する仕事に携わりつつ潜在能力を開発していく生活の中で、あなたの人間的発達が促進されていくという仕組みです。




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