自治会ゴルフ前会長のIさんはアプローチでパターを多用する人だ。
チッピング=パターだ。
普通の人なら100%ウェッジを使うところを、これもパターで寄せる。
「え~っ!?」と声が出て、思わず笑ってしまいそうになる場面だ。
I氏はサッと構えてサッと振る。
何の躊躇もない。
コロ、コロ、コロ・・・
転がり続けるボールはあれよあれよと言う間に、カップに近づき、なんとワングリップのところで止まる。
こんな人もいるんだ!
はじめて目撃した時はそう思った。
一度、パター練習場で打ち方を聞いたことがあるが、I氏は首をかしげているばかりだったので、もうそれ以上は聞かなかった。
たぶん感覚の世界の話なんだろうなと思った。
感覚なら説明ができないし、聞き出せたとしてもこちらがうまくマネできないハズだ。
I氏は80才の時に79のエイジシュートを出した。
そんな人もいる。