コロナ禍で「三密!」と言われた。
三つの密!
三つの密?
さて、今、「三密」をしっかりと言えるかというと、タイヘンに心もとない。
ワタクシはずっと「習近平」、あ、ちがう、「集・近・閉」で覚えている。
・集:人が集まるところに行かない!
・近:人に近づかない!
・閉:閉じたところに行かない!
「集・近・閉」は具体的でイメージが湧きやすい。
漢字の持つ能力が活かされている。
これをまとめて「三密」と言ったとたんに訳が分からなくなる。
何の役にも立たない。
「三密」というのは、抽象的思考に優れた頭のいい人が考え出した文句だ。
頭のいい人は抽象的思考に優れているからだ。
だいたい、抽象的思考に優れている人の話や文章はチンプンカンプンで意味が分かりにくい。
すぐに飽きる。
抽象的思考に優れている人は頭がいいけど、賢くない部類の人だ。
昔、子どもが「いかのおすし」を説明したちらしを学校からもらってきたことがある。
安全安心や防犯のために警察が発案したものだった。
え~と~「いかのおすし」の「い」が「知らない人について行かない」だったかな?
「か」は?
「の」は?
「お」? 「す」? 「し」?
自分の子どもが不審者に出合った時に「いかのおすし、いかのおすし、いかのおすし」と呪文のように唱えるだけになってしまっては困ると思ったので、ワタクシは「逃げる!」だけ教えた。
とにかく困ったときは全力で「逃げろ!」
いかなる場合でも「逃げろ!」
その後、東日本大震災を経て、この「逃げろ!」は役に立つと確信した。
「集・近・閉」や「逃げろ!」は役に立つ!