先日、なじみのパン屋に行くと、店主が興奮した口調でしゃべり始めた。
「昨日、風強かったですよね!?」
「はい、はい!」
「あの風の強いなか、1アンダーで回った人がいるんです!」
「すごいですねぇ~」
「ワタシの知っているベスト3じゃない人です!」
「へぇ~」
河川敷に吹く風は、隔てるもののない、吹きっさらしの原っぱを伸び伸びと吹き抜けていく。
ボールをかっさらていくような勢いだ。
グリーンエッジをねらって・・・という生易しいもんじゃない。
あらぬ方向をねらってちょうどいいくらいの強風が吹き荒れる。
そこを・・・アンダーパーで!?
いったいどんなショットで攻めたというのか!?
しかも、グリーンに乗ったら乗ったで、ボールが強風に押され、戻され、曲げられて、普段のパットがまったく通用しない。
だって、ボールもやっとの思いでそこに踏みとどまっているのだから。
そこをどうやって、アンダースコアーで回るというのか?
ほんとうに一度見てみたい。
店主の興奮がそのままこちらにうつってしまった。
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