鏡海亭 Kagami-Tei  ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。

第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第59)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

本格再開記念画像、第二弾はレイシアです

昨日に続いて、「鏡海亭」および連載小説『アルフェリオン』の更新の本格再開を記念した画像をアップです!

今回は、レイシアです。


レイシアらしい感じに仕上がったかと思います。
顔もいつものレイシア嬢(笑)ですね。
ファンタジー世界の凛々しい女騎士のよう。いや、機装騎士だから、一応、広い意味での騎士ではあるのですが・・・。
隣にいる「本当の本当のヒロイン」(?)ことエレオノーアは、おまけですね。やはり、シェフィーアさんとレイシアがペアになったスライドを別途作る予定です。

レイシアのような髪の長いキャラの場合、顔の画像と体の画像を合成する際、私の力ではちょっと骨が折れます。前回も言いましたように、現時点では、画像生成AIで全身画像を生成すると、顔が崩れがちです。崩れなくても、プロンプトが十分に反映されないことが多々あります。細部までは手が回らなくなるのですね。ですので、顔(上半身)を別にまず生成しておかないといけません。

合体後、髪そのものや、髪と鎧が重なっている部分などについては、私自身でかなり描き込んだので、陰影の感じとか、何とか問題ない見た目になったでしょうか? 剣、鎧の足部分(ハイヒールの鎧ってあり得ないですが、そこは雰囲気重視ということで)、それから鎧の上の前垂れ・後垂れ(?)も、鏡海がHolaraさんの生成した画像を手直ししたものです。元々は、脚にまとわりついて走れなさそうな(笑)感じだったので、かなりすっきりさせました。

レイシア、単独の画像です。

こんな感じで、全身画像も徐々に準備できるようになってきたので、今後も暇を見て他のキャラの分も公開したいと思います。画像生成AIのおかげで、小説の本編を再び執筆する気力が出た(笑)だけではなく、絵もまた描くようになるかもしれません。Holaraさんと共作で始めたら、少しずつ、やれるかもしれません。

いや、そもそも、そんな時間がないから自分ではもう描かなかったはずなのと(小説すらなかなか書けないのですから)、それから、私自身の描いた下手な絵を付けると本体の小説『アルフェリオン』まで陳腐な感じになってしまうので・・・自分の絵は使わなかったということもあります。
ちなみに20年くらい前には、鉛筆で書いてスキャンさせた線画を、下手なりに時々公開していました(塗るのが苦手なので! 彩色の段階で一気にダメになってしまう。笑)。

ただ、今のグラフィックツールの進歩はすごいですね。十代の頃に(恐竜がまだ生きていた頃、というのは冗談です)少しだけ絵を描いていた私からみると、浦島太郎的な気分になります。こんなツールで、AIに助けてもらえば、私も何とかやれるかもしれません。まぁ、いつか仕事を引退したら、本格的にやろうかなという気もしています。

その頃には、AIもグラフィックツールも、もっとすごいことになっているのでしょうね。使い古された言葉ではありますが、AIに関してもみんなができるだけwin-winになれるような未来が訪れていることを(今は色んな意味で、色んな角度からみて、結構困った状況ですね)、あと、それまで私が生きていて、健康にも問題がないことを・・・これは神のみぞ知るという話でしょうか。

特にこんな「死亡フラグ」(苦笑)みたいなことを書くとよくないのかもしれませんが。「俺、戦争が終わって国に帰ったら、結婚するんだ」的な(笑)。ここはひとつ、フラグを次々へし折っていく(ガンダム00の)コーラサワーさんに、あやかりたいです。

前にも同様のことを書いたのですが、アマチュアの小説書きとか、あるいはもう少し広くアマチュアの創作者は、自ら完全に辞めてしまわない限り、たとえ何年ブランクがあろうと、客観的な状況からして創作なんか到底落ち着いてできない日常に置かれていようと、いつか、また創れます。

特に、これから社会人になって環境が激変するであろう若い人や、あるいは(逆に?)もう自分は高齢なのでいまさら創作などと思っている人に、ぜひ一緒に、ぼちぼちと続けていきましょう!と言いたいです。
その他の人も、みんな!!
いわゆる「あきらめたらそこで試合終了」ですよ、というところでしょうか。

「頑張りましょう」とは、敢えて言いません。
誰もが頑張れる状況に「いま」あるわけではないですから。
それは多少なりとも理解しているつもりです。
しかも趣味に対しては、なおのこと。
だから、「ぼちぼち」なんです。

なんだか最後は説教くさい話になってしまって恐縮でした。
いつも「鏡海亭」にお越しいただきありがとうございます!
引き続き、なにとぞご声援よろしくお願いいたします。

ではまた。

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祝・完全復活の画像です!

こんにちは。
私が、「あのろくでもない娘」だ。

連載小説『アルフェリオン』、昨日の本格復活を祝って、まずは主人公兼ヒロイン(違います)の私、シェフィーアの全身画像を初公開したぞ。
私の画像もなかなか良いものであろう?
今回は、AIのHolaraさんだけでなく、鏡海さんもちょっと頑張ったかな(笑)。まぁ、これがAIと人間が手を取り合って・・・というやつか。 

しかし、レオーネ先輩ときたら、ろくでもないだの、「嬉々として暴れまわる」やつだのと、私のことを一体何だと思っているのだろうか。
おっと、詳しくは第53話(その1)を参照してほしい。

それはともかく、第53話公開で新編がスタートし、この4月以来少しずつ復活を進めてきた鏡海亭も、『アルフェリオン』も、今や完全に蘇ったようだな。実にめでたい。

第53話の公開に期待してくださっていたのか、昨日の訪問者様の数が、実に久しぶりに100名を超えた。感謝感激!!
まぁ、私のおかげだな・・・。

違います(きっぱり)。


第53話(その1)では、シェフィーア様は、まだ名前だけでしか登場していませんから。

 


相変わらずレイシアは手厳しいな。
ところで、主人公のルキアンも第53話から復活を始めていくのだろうか。
ちなみに第52話までのワールトーア編では、彼は、どん底だ。
じきに、泣きながら私のところへ駆け込んでくるのが楽しみだよ。
はっはっは。優しいおねぇさんが、頭をなでてあげるぞ。

いいえ、シェフィーア様。


ところが「本当の本当のヒロイン」(苦笑)という前評判も高いエレオノーアが、我が国の王都ケンゲリックハヴンまで、ルキアンと行動を共にするようですよ。残念でしたね。

 


まずいな。エレオノーアめ、奥手なルキアンに警戒されないよう、まずは少年のふりをして近づくとは、実にけしからん。

いや、そういう理由では、ないと思いますが・・・。


それに、けしからんのはシェフィーア様でしょう。


うぐぐ・・・。

こんなことばかりしていると、私たちは、読者様方に、単なる小芝居要員だと思われてしまいますよ。


それに、鏡海さん。
シェフィーア様の全身画像は作って、私のは作らないなんて、ずるくないですか? 不公平です!

(ということで、レイシアの全身画像も作成中の鏡海であった)。

 

そんなところだな。
第35話(その2)が待たれる。昨日の「その1」は、まだのどかな導入部にすぎなかった。主人公もこれまでの主要キャラも誰も出てこなかった。
新キャラのお披露目で終わったな。
次回くらいには、「レンゲイルの壁」を攻略しようとするギルド・議会軍の軍議や、反乱軍、帝国軍の策動もみられるかもしれん。国王軍の動きにも注目だ・・・。「戦記物」としての一面が楽しめるぞ。
長期にわたる兵糧攻め以外では、落とすのがほぼムリなレンゲイルの壁、しかし帝国軍が迫ってきていて、あと数日で落とさないと困ることになる。
どうする。ここは、カルダインやクレヴィスの出番か?

 

それはさておき、最後に、私の全身画像をアップでもう一度・・・(笑)。

 


一度で十分ですから!(苦笑)

 ◇

本日も鏡海亭をご訪問いただき、ありがとうございます。
読者様の応援、いつも励みになっています。
連載小説『アルフェリオン』、今後ともお楽しみください!

それでは。

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第53話(その1) 連載小説『アルフェリオン』本格復帰です!

目次これまでのあらすじ | 登場人物 鏡海亭について
物語の前史プロローグ

  --- 第53話に関する画像と特集記事 ---

第53話PR登場キャラ緊急座談会? | 中盤のカギを握る美少女?

 



天与に恵まれていない者が、
変わらぬ自分自身のままで居続けることを望むなら、
敢えて独りで歩むことも恐れてはならない。

(手記: 旧世界の集合住宅と思われる
       高き塔の遺構にて発見)


 第53話 その1


 

「はい。今日は、きっと何かが起こります」
 土鈴(どれい)がころころと音を奏でるような、素朴で親しみやすい響きながらも、同時に凛とした強さをも内に感じさせる口調のもと、まだ年若い誰かがつぶやいた。そして水音。大小様々な石や岩の転がる手つかずの地面を、幾筋にも分かれて流れる谷川を臨みつつ、こぢんまりとした台地の上に人影がみえる。その控えめな声は、周囲に広がる鬱蒼とした樹々の中に吸い込まれ、あるいは、苔むした岩を噛み、白泡(はくほう)を生んでは消えていく沢の流れに、かき消されるように霧散していく。
「素敵な天気ですね。服が良く乾きそうです」
 独り言であるにもかかわらず、何故か敬語で紡がれる少し奇妙な語り口。その声の主は、おそらく近辺の木の蔦で編まれたのであろう素朴な籠の中から、洗いたての衣を手に取り、出来ばえに満足して頷くと、掌で軽くはたいた。木々の間に渡されたロープと、そこに揺れる洗濯物がいくつか見える。
 全体的に華奢な感じではあるにせよ、その後ろ姿を遠くから一瞥しただけでは、少年と呼ぶべきか少女と呼ぶべきなのか、いまひとつ分からない。膝裏まで伸びる紺色の上着が風に吹かれ、簡素な白いキュロットがみえた。どことなく僧衣を思わせる上衣から細長い脚が伸びている様子は、大人の服を借りてきた子供のようでもあった。
 黒い帽子の下から遠慮がちにのぞく髪は、朝日を浴びて銀色に輝く。もはや目を覚まし、みるみる天高く登っていく太陽を横目に眺めるその瞳は、大きく、よく動き、澄んだ神秘的な光をたたえている。石灰質の川底の悪戯によって翡翠色に照り映える、あたかもここ、ハルスの谷の水色のように。

「分かります。感じます。やっと会える……。私の大切な」

 ――おにぃ、さん。

 心の奥にしまっておくようにそう付け加え、《彼女》は振り返ると、両の掌を胸元で握り合わせた。自らに花の色の漂うことをまだ知らない、男の子のような横顔から、しかし伸びる柔らかな輪郭線は、この子がいずれひとりの女性になることを告げていた。

 ◇

 イリュシオーネ大陸のおよそ中央部、オーリウム、ミルファーン、ガノリスの三国が国境を接する地域には、大陸最高峰の山岳からなるラプルス山脈がそびえている。その峻険な峰々については、使い古された喩えを繰り返すまでもないであろうが、それでも敢えて言えば、あたかも三つの国を区切る大屋根のようだ。
 この世界の屋根ラプルスの北端から伸びる、幾分穏やかな山々が、オーリウムとミルファーンの国境地帯となるハルス山地である。ラプルスの様相とは――すなわち、荒涼として灌木や下草程度しかみられない、白くて無機質な岩だらけの山並みが屏風のようにそそり立つ光景とは――大きく異なり、ハルスは昼なお暗き森や無数の谷川に覆われた深緑(しんりょく)の世界だ。隣り合った山脈であるにもかかわらず、両者の間で環境がここまで違うという点は、もはや驚きを超えて、何か人知を超えた力の作用すら感じさせる。
 さらに、エルハイン、ミトーニアに続くオーリウム第三の都市にして北部の要であるノルスハファーン(オーリウム語で「北の港」の意)と一方で近く、他方にはミルファーンの王都たるケンゲリックハヴン(ミルファーン語で「王の港」の意)を裾野に擁するハルスの山々は、それら二つの大都に比較的近いにもかかわらず、容易には人跡の届かない深山であるという土地柄から、古き詩や昔語りの中でもすでに、都落ちの者たちや隠棲者の隠れ里としての独特な位置づけを与えられてきた。そして今も、俗世を離れた一人の者にとって、静かな終の棲家となっているのである。

「おやまぁ。エレオノーア……いや、エレオン、もう洗濯終わったのかしら」
 魔道士のような頭巾を被った、否、魔道士の「ような」と、つまり彼女が魔法使いそのものではなかろうと直ちに表現できることには、理由がある。それは、素人目にも彼女が呪文使いであるというよりは、むしろ自らの手でもって戦う人、闘士や剣士であることを想起させる独特のたたずまいからであった。生来の銀髪か、後天の白髪か、もはやいずれか分からなくなった、いまなお猛々しく美しい目の前の老女は、かつてミルファーンにその人ありと讃えられた機装騎士であった。ちなみにここはミルファーンではなく、そこにほど近い、オーリウム領内の辺境なのだけれども。
 ただ、かつての勇猛な騎士も、現在では、少なくとも普段は、慈母の微笑みを浮かべた穏やかなお婆ちゃんという印象をまとっていた。
「今朝はいつになく早いね。朝ご飯前に、ひと眠り、やり直したらどうだい? あたしは、まだ眠いよ」
 谷あいに隠れるように立つ簡素な小屋、扉を開けて元気に帰ってきたエレオンを、つまりは少年の名で呼ばれた少女エレオノーアを前にして、彼女は寝ぼけまなこで手を振った。
「いえ。リオーネ先生。今日は、じっとしていられないんです」
 洗濯物の入っていた網籠を部屋の隅に置くと、エレオノーアは両手で胸を押さえながら答えた。
「こう、心の中がぞくぞくと……」
「その目、何か特別なことを感じたのかい。まぁ、お前の直感は、時々、預言者も真っ青なものだからね」
 彼女のことを師と呼んだエレオノーアの頭を、老女は優しく撫でた。一見して上品な見た目に反する、武骨で古傷にまみれた指先で。
 北方の雄・ミルファーン王国は、オーリウムの《パラス・テンプルナイツ》やガノリスの《デツァクロン》、あるいはエスカリアの《コルプ・レガロス》のような、戦場の只中を駆け巡り、その勇名を世界に轟かせるエリート機装騎士団を有しているとは、必ずしも言えないところがある。だが、いわゆる「特務機装騎士団」、いわば隠密行動の特殊部隊に関していえば、イリュシオーネ各国が恐れる《灰の旅団》がミルファーンには存在するのだ。この灰の旅団の中でもひときわ優れた機装騎士として、かつて知られた人物が、今ではこのフードの老婦人、リオーネ・デン・ヘルマレイアに他ならない。
 エレオノーアの溌溂とした姿、上着を脱いで壁に掛け、台所に向かって小走りしていく背中を見ながら、リオーネは軽くため息をついた。
「こっちは、良くないよ。今朝は、あのろくでもない娘が夢に出てきちまった」
 リオーネはフードの上から頭をかき、忌々しげに首を左右に振ると、面倒くさそうに奥の部屋に歩いていく。

「シェフィーア……。最近のオーリウムの雲行きをみていると、遠からずミルファーンも、あの娘が嬉々として暴れ回るような事態に巻き込まれそうだね」


 【第53話(その2)に続く】

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連載小説『アルフェリオン』の新タイトル画像を公開です!

タイトルの通り、連載小説『アルフェリオン』の新タイトル画像を公開します。2種類あります。画像生成AIのHolaraさんと鏡海の合作(?)です。


ついにルキアンチームが結成されるのか。闇属性のパーティーです。
エレオノーアの台詞が・・・。そういうことだったんですね。

何気に、リューヌの全身画像が初登場しています。
全身画像の場合、設定に合わせた当該キャラの顔の画像と、これとは別に生成してもらった全身画像とをツールで合成し(要するにコラージュですね)、細部を修正する必要があります。いきなり全身画像をHolaraさんに生成してもらうと、元のキャラクター設定に沿った顔の特徴をすべて反映させることが難しいからです。

ちなみに私の場合、Clip Studio PaintとPower Pointを主に使っています。クリスタは分かるが、画像を修正するのにどうしてパワポなんだ?という話もあるかもしれませんが・・・これはこれで便利です。

もう1枚、こちらは「ロボット」も加えたタイトル画像です。
アルフェリオン・ノヴィーアではなく、アルファ・アポリオンが出てきていますね。無駄にアツい台詞(笑)も並んでいます・・・でも、こういうの、好きです。

いつも鏡海亭をご訪問いただき、応援くださりありがとうございます!
引き続き、『アルフェリオン』をよろしくお願いします。

それでは。

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物語中盤のカギを握る美少女?(美少年?)

連載小説『アルフェリオン』、第53話「光翠の谷を越えて」のPR画像・第二弾を本日公開しました!

こ、これは・・・。
新キャラのエレオン全面押しの画像ですね(笑)。
いや、エレオンは本作の中盤のカギを握る人物の一人であるといっても、過言ではありません。ストーリーの「進行」とか「謎解き」とか、そういった部分での役割以上に、主人公ルキアンを支える役割が大きいです(その具体的な意味については今後の小説本編で)。


これまでルキアンと共にたった一人、いつもそばにいてくれたパラディーヴァのリューヌが、カセリナとルキアンとの死闘の中で、あのようなことになってしまったわけですが・・・そして仲間たちや(敵であるとはいえ)カセリナの命を奪う寸前まで「暴走」してしまったルキアンは、絶望のあまり失踪してしまいます。今度は、本当にたった独りで。

そこから先の「ワールトーア編」の衝撃の展開については、ご存じの方も少なくないと思いますが、そのワールトーア編も先日ようやく終了し、次回の第53話から新編に入ります。そして、満を持して(?)エレオンの登場です。

――ついに本物のヒロイン、登場?(苦笑)という感じも微妙に漂っています。・・・って、エレオンに対して「ヒロイン」という表現を使ってしまうのは失言(ネタバレ)ではないのかという話もありますが、そこは問題ありません。エレオン、いや、エレオノーアについては、女性であることを隠している点に何か特別な伏線や謎があるわけではないです。むしろ、まったく隠しきれていない(公然の秘密である)ことに、キャラ設定・キャラ描写的な面でのねらいがあります。本編の中でも、彼女が登場したすぐそばから、見た目は少年っぽくても少女ですということが明確に描かれるかと思います。そのあたりのことに振り回されるのは、せいぜいルキアンくらいでしょうか(笑)。

画像の方も、エレオンは、『アルフェリオン』の人間キャラでは初の全身画像で公開されていますね。生成AIのHolaraさんが頑張ってくれたおかげですが、今回は鏡海自身も絵にかなり手を入れました(笑)。

これだけ騒がれて、第53話の小説本編でも目立つことになるであろうエレオン(エレオノーア)、今後に期待です。

本日も鏡海亭をご訪問いただき、ありがとうございました!
日々のご声援にも感謝申し上げます。
今後ますます楽しみな『アルフェリオン』に、どうぞご期待ください。

ではまた。

 

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我こそが主人公!? 多彩なキャラの織り成す『アルフェリオン』

連載小説『アルフェリオン』、現在、第53話(その1)の更新に向けて執筆中です。その途中でちょっと書き方に悩みましたので、息抜き(?)として、こんなスライドを作ってみました。

何だこれは!(笑)
いや、この間に、先日のクロワの画像化、それに先立つパラス騎士団の画像化(ダン含む)、レーイとアレスの画像のブラッシュアップ、という一連の流れがありましたので、こういう冗談みたいなスライドを作ってみたくなったのですね。

もし、本ブログ・鏡海亭を本日初めて訪れた読者様がおられたなら、上掲のスライドを見て、「この話の主人公って、いったい誰なんだ?」とか、「えらく主人公の多い小説だな」(笑)とか、思われたかもしれません。

でも本当の主人公はルキアン君です。たとえ見た目がモブみたいでも、ストーリーの進展に応じてときおり空気みたいに存在感が無くなったりしても、ダメっ子でも、根暗でも、弱々しくても(そこまで言わなくても・・・)。

ちなみに『アルフェリオン』の「序曲と二つの星」編(第14~19話)の中で、先ほどのダンとアレスが互いに対峙して名乗りを上げる場面があります。両者とも我こそがヒーローだといわんばかりの態度なので、その掛け合い、もはやユーモラスですらある感じが、なんともたまりません(苦笑)。ぜひご覧ください。

 ◇

ちなみに、先日アップした第52話(その6・完)については、これまでの第52話(その1~5)の延長線上での執筆再開でしたから、たとえ約10年間のブランク(笑)があったにせよ、書くのはそれほど大変だとは思いませんでした。

これに比べて第53話の場合、はじめから新たに書き起こすことになり、かつ、『アルフェリオン』のストーリー全体の中でも第52話はひとつの区切りになるような部分でしたので、続く第53話からの今後の展開については、色々と整理すべき要素や悩みどころが多いです。この第53話がスタートできれば、鏡海亭および『アルフェリオン』にとって本当の「復活」ということになりそうですね。

 ◇

本日も鏡海亭をご訪問いただき、感謝です!
読者様方からのご声援をありがたく受け止めつつ、『アルフェリオン』の更新に励んで参ります。

ではまた。

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Holaraさんと獣型「ロボット」生成

連載小説『アルフェリオン』、現在、第53話以降の新編の更新に向けて準備中です。
 
前回の記事では、新編にて描かれる「レンゲイルの壁」攻略戦のPR画像をアップしました。その中には、議会軍の主役となるクロワ・ギャリオンの画像も含まれていました。
さて、このクロワの乗る愛機であるレオネスの画像を、本日は初公開です!!
 
 
画像生成AIのHolaraさん、今回もやってくれました。期待以上です。
 
 
この間、人型の「巨大ロボット」(実際には装甲された生体兵器)であるアルフェリオンの画像化は、ほららさんに実現してもらいました。しかし、人でない生き物(獣や昆虫等)の姿をしたロボットについては、画像生成が比較的難しいかと思って困っていたところです。
 
実際、難しいです。普通に生成するだけではイメージ通りにはとてもならないので、下絵を自分で描くか、後掲の「多段生成」という術式(笑。何だそれは)を使わないと無理です。
以前、飛空艦クレドールの画像化にあたって、生成がどうしてもうまくいかないので、とっても雑な下絵(落書き?)をみずから描いたのですが、今回もやむを得なければそうしようかと。
 
ただ、その前に、ほららさんの力を信じて!お願いすることにしました。結果は、やはり期待を裏切らないほららさん。
 
今回のレオネスの画像導着を、「多段生成」という流れで進めました。いや、敢えて名前など付けなくてもよいのですが。AIの画像生成といえば一発ガチャでしょ、という見方もウェブで時々みられるので、そうでもないよということを書いてみました。
 
 
ついでに、いつものようにオマケです。
 
この間、『アルフェリオン』の登場人物の画像化を、ほららさんの力で進めてきました。それらの画像は、小説本編に書かれている当該キャラの特徴(髪型、髪の色、目の色、見た目に現れる性格・印象等々)をおおむね反映しているかと思います。このような各キャラの特徴を、プロンプトの工夫や「運」だけによって一度にまとめて画像に反映することは、相当に困難でしょう。私の対応としては、先ほどの「多段生成」を使うことになります。
 
そうでなければ、当該キャラの下絵を自分で描いて読み取らせるか、画像をひたすら膨大に生成してできるだけ当該キャラに近いものを選ぶか、という方法になるかもしれません。そのいずれの方法もなるべく使わない(苦笑)とすると、結局、知らず知らずの間に多段生成になってくるのですね。画像生成AIを使っている方の中に、ひょっとすると、同様の御経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
何だか今回は、生成AIの「術式」に関する話がメインになりました。たとえ短期間でもあれこれHolaraさんと遊んでいると、他にもプロンプトの選び方・使い方であるとか、いくらかは発見が出てくるものです。
 
AIによる画像生成(といっても、プロンプターが自身で生成しているわけではないので、正確にいえば「AIに指示をして、希望する画像生成へと適切にリードすること」、すなわち画像の「導着」です)は、画像を描くこととは全く別の営みです。ただ、それにしてもAIによる画像生成には、それ固有のノウハウがあるといわれますし、実際そう思わざるを得ません。小技みたいなものを、機会をみてお伝えできればと考えています。
 
いつも鏡海亭をご訪問いただき、ありがとうございます!
ご声援にお応えできるよう、『アルフェリオン』第35話の更新の方も進めていければと思っています。
 
ではまた。
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