早朝5時30分過ぎ、曇り空を気にしつつ大島沖のポイントへ急ぐ。
今日のお客様の稲用さんは、彼が中学生の頃から知っている仲。
「一度、船に乗せてください」
と、以前から話はしていたが、今回漸く遊びに来てくれた。
「今日は、釣れると良いね」
「仕掛けを、一度確認してください」
「これで大丈夫と思うよ」
私としても、稲用さんに何とか楽しい釣りをさせてあげたい。
「ベイトを探して、其処から攻めていくよ」
潮は、ゆっくりとした上り潮が、流れている。
魚探に、ベイト反応が映し出された。
「ほら、良い感じのベイトだよ。ジグでやってみると良いよ」
彼の隣で、私も一緒に竿を出す。
一流し目の最初のアタリは、私に来た。
64センチ、3.4キロのハマチ。
写真は取り損なったが、今日のお土産は釣り上げた。
「今度は、来るよ」
稲用さんの最初のアタリは、大きな鯖だった。


次のアタリは、真鰺がダブルヒット。
ここから、彼の竿にアタリが連続する。
「来た、来ました!」

竿を大きく曲げて、やり取りを楽しんでいる。
「この引きは、ハマチやね」
「そうですね。上がってくるまでドキドキしますね」

62センチ、3.2キロの丸々としたハマチ。
「やった。嬉しいです」と、祝福の握手をガッチリと交わす。
稲用さんには、竿を出して直ぐにアタリがあったのだが、針はずれで逃がしていた。
最初のアタリを取り逃がしていただけに、格別の嬉しさだ。
船を戻して、釣り再開。
「ベイトが増えてきたよ。良い感じで立ち上がっているよ」
良型の真鰺やゴマ鯖が、続けてヒットしてくる。
その中に、時折強いアタリがやってくる。


「来た。来ました」
竿先をコンコンと叩く、真鯛の引きに似たアタリが来た。
二人で「真鯛だと思うね」「そうですよね」と、話をしていると銀白色の魚体が浮いてきた。
「ニベだ…」

良型のニベが上がってきた。
「真鯛かと思った」と、ちょっと残念そう。
風が西から南西にと変わっている。
その風の影響もあり、船の流れる方向が少しずつ変わっている。
「船を戻すよ」
風の影響も考えて、船を持っていく位置を調整する。
すると35センチ超の真鰺がヒットしてくる。

「これだけ有れば、良いよね」
「いい鰺ですよね。嬉しいです」
鰺や鯖は、ポイントを変えても、ヒットしてくる。
可成りの広範囲に、群れが居る様だ。
時折上がってくる、ウッカリカサゴも良型だ。
色々な魚種の釣りを楽しんでいると、稲用さんに又しても強いアタリが来た。

「さっきのニベのアタリと似てますね」
予想どおり、良型のニベが上がってきた。

この直後に、もっと強烈なアタリが稲用さんにやってくる。
「来た!来ました!」
「ドラッグは調整してある」
「してあります。止まりません」
竿が海面に突き刺さる様に、曲がっている。
次の瞬間「あっ、切れた…」
PE2号が切れていた。
「何かに当たったか…」
口惜しい思いが残る。
「多分青物だと思うけど、又チャンスは来るよ」
気を取り直して、次のチャンスを待つ。
「ポイントを変えよう」
船を北方向に走らせて、少し浅場の瀬回りにいるベイトを攻める。
「ジグで良いですか」
「ジグが良いよ。そのまま頑張って」
潮は、北東方向にゆっくりと流れている。
多くはないが、立ち上がったベイトが時々出てくる。
本日のクライマックスが、稲用さんにやって来た。
そのアタリは、突然だった。
「来た!」声と同時にドラッグ音が鳴り響き、ラインが引き出される。


「慌てないで良いよ。無理に引っ張らずに、走るときは走らせた方が良いよ」
「この走りは、鮫じゃないですよね」

「以前、鮫を釣ったときの走りに似ています」
「大丈夫。ゆっくりやろう」
どうにか走りが止まり、ラインが巻き取れる様になってきた。
海面近くに上がってきて、船底に入ろうとしている。
「見えた。鰤だ」
大きな魚体が、海面に浮いてきた。
タモ入れも一発で成功。

81センチ、6.1キロの良型のハマチだ。
「やったね」「嬉しいです」と、再び祝福の握手。
稲用さんの日焼けした顔に、白い歯の笑顔が良い。
「今日は嬉しいです。良型のハマチが2本上がった」
と、喜びは止まらない。
しかし、昼前から南西の風が真南の風に変わり、波もでてきた。
他の仲間も「帰ります」と、連絡してきた。
稲用さんの釣り上げた、大きなハマチを締めにして、帰港した。
船着き場で、両手にハマチを持って記念写真。

稲用さん、好釣果おめでとう。
今日のお客様の稲用さんは、彼が中学生の頃から知っている仲。
「一度、船に乗せてください」
と、以前から話はしていたが、今回漸く遊びに来てくれた。
「今日は、釣れると良いね」
「仕掛けを、一度確認してください」
「これで大丈夫と思うよ」
私としても、稲用さんに何とか楽しい釣りをさせてあげたい。
「ベイトを探して、其処から攻めていくよ」
潮は、ゆっくりとした上り潮が、流れている。
魚探に、ベイト反応が映し出された。
「ほら、良い感じのベイトだよ。ジグでやってみると良いよ」
彼の隣で、私も一緒に竿を出す。
一流し目の最初のアタリは、私に来た。
64センチ、3.4キロのハマチ。
写真は取り損なったが、今日のお土産は釣り上げた。
「今度は、来るよ」
稲用さんの最初のアタリは、大きな鯖だった。


次のアタリは、真鰺がダブルヒット。
ここから、彼の竿にアタリが連続する。
「来た、来ました!」

竿を大きく曲げて、やり取りを楽しんでいる。
「この引きは、ハマチやね」
「そうですね。上がってくるまでドキドキしますね」

62センチ、3.2キロの丸々としたハマチ。
「やった。嬉しいです」と、祝福の握手をガッチリと交わす。
稲用さんには、竿を出して直ぐにアタリがあったのだが、針はずれで逃がしていた。
最初のアタリを取り逃がしていただけに、格別の嬉しさだ。
船を戻して、釣り再開。
「ベイトが増えてきたよ。良い感じで立ち上がっているよ」
良型の真鰺やゴマ鯖が、続けてヒットしてくる。
その中に、時折強いアタリがやってくる。


「来た。来ました」
竿先をコンコンと叩く、真鯛の引きに似たアタリが来た。
二人で「真鯛だと思うね」「そうですよね」と、話をしていると銀白色の魚体が浮いてきた。
「ニベだ…」

良型のニベが上がってきた。
「真鯛かと思った」と、ちょっと残念そう。
風が西から南西にと変わっている。
その風の影響もあり、船の流れる方向が少しずつ変わっている。
「船を戻すよ」
風の影響も考えて、船を持っていく位置を調整する。
すると35センチ超の真鰺がヒットしてくる。

「これだけ有れば、良いよね」
「いい鰺ですよね。嬉しいです」
鰺や鯖は、ポイントを変えても、ヒットしてくる。
可成りの広範囲に、群れが居る様だ。
時折上がってくる、ウッカリカサゴも良型だ。
色々な魚種の釣りを楽しんでいると、稲用さんに又しても強いアタリが来た。

「さっきのニベのアタリと似てますね」
予想どおり、良型のニベが上がってきた。

この直後に、もっと強烈なアタリが稲用さんにやってくる。
「来た!来ました!」
「ドラッグは調整してある」
「してあります。止まりません」
竿が海面に突き刺さる様に、曲がっている。
次の瞬間「あっ、切れた…」
PE2号が切れていた。
「何かに当たったか…」
口惜しい思いが残る。
「多分青物だと思うけど、又チャンスは来るよ」
気を取り直して、次のチャンスを待つ。
「ポイントを変えよう」
船を北方向に走らせて、少し浅場の瀬回りにいるベイトを攻める。
「ジグで良いですか」
「ジグが良いよ。そのまま頑張って」
潮は、北東方向にゆっくりと流れている。
多くはないが、立ち上がったベイトが時々出てくる。
本日のクライマックスが、稲用さんにやって来た。
そのアタリは、突然だった。
「来た!」声と同時にドラッグ音が鳴り響き、ラインが引き出される。


「慌てないで良いよ。無理に引っ張らずに、走るときは走らせた方が良いよ」
「この走りは、鮫じゃないですよね」

「以前、鮫を釣ったときの走りに似ています」
「大丈夫。ゆっくりやろう」
どうにか走りが止まり、ラインが巻き取れる様になってきた。
海面近くに上がってきて、船底に入ろうとしている。
「見えた。鰤だ」
大きな魚体が、海面に浮いてきた。
タモ入れも一発で成功。

81センチ、6.1キロの良型のハマチだ。
「やったね」「嬉しいです」と、再び祝福の握手。
稲用さんの日焼けした顔に、白い歯の笑顔が良い。
「今日は嬉しいです。良型のハマチが2本上がった」
と、喜びは止まらない。
しかし、昼前から南西の風が真南の風に変わり、波もでてきた。
他の仲間も「帰ります」と、連絡してきた。
稲用さんの釣り上げた、大きなハマチを締めにして、帰港した。
船着き場で、両手にハマチを持って記念写真。

稲用さん、好釣果おめでとう。
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