昨日の好調から、一転して大苦戦を強いられた。
ベイト反応は、そこそこ良い感じで出ている。
潮の速さも、上り潮が0.8ノット前後と緩やかな流れになっている。
「条件は良い筈なのだが…」
又しても、水温の低下に苦しめられる事になるとは…。
僅か1日でも、状況の変化は起きるのだろう。
簑原さんが、ベイト反応の中に仕掛けを入れていく。
「何かが触ります」
ジグに、何かがバイトしている様子。
時折、小さく鋭くアワセが入るが、針掛かりしない。
竿先が突っ込み、アワセを入れる。
今度は、リーダーが切られる。
「何で切れるかな…」
切られたリーダーの切り口は、歯の鋭い獲物の様で「スパッ」と、綺麗に切られている。
「太刀魚が寄っているのかな」
他のポイントに移動してみても、アタリが出ない。
今日のアタリが出るポイントは、限定的になっている様だ。
水温を測ってみると、25度になっている。
一昨日の水温と比べると、1度下がっている。
海の1度は、大きな水温変化になる。
陸上で言えば、一気に3~4度位の温度低下に成るのでは、ないだろうか。
海の状況変化に苦戦している間に、風が強くなってきた。
「南西の風が強くなってきましたね」
沖合から白波も、立ち始めている。
段々と釣り辛い状況に、変わっていく。
「南西の風では、避けられる場所が無い」
「帰りましょうか」
簑原さんも、風と波の変化が気になる様子。
私も、南西の風は、波が立ちやすいので気になる。
雨も降り始めた事も有って、今日の釣りを切り上げる事にした。
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