早い時間から、北東の風が吹いてくる事は分かっていた。
夜明け前の船着き場でも、北東の風が時折吹いていた。
「白波が出てきたら、撤収しましょう」
「短時間勝負です」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/44/5f6d1125b8c81a0ce7452f07bba9f6f1.jpg)
港を出る頃は、風は、まだ穏やかだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/15/2393050b7372327e4b626f2223488bed.jpg)
ポイントに入ると、潮が下っていた。
「昨日は上っていましたが、一日で変わりますね」
流れる速さは、0.5ノット前後。
潮の流れよりも、風で押されているような感じだ。
塩田さんが、ジグに感じる下潮の様子を教えてくれる。
「なんか軽いですね。抜けますね」
動いていないかも、知れない。
白波はまだ、出ていない。
「今の内に、何とか釣りたい」
山下さんも、頑張っている。
塩田さんに、アタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/f0/c9b91646acf10b043459d789ec85cf2b.jpg)
下潮の動きが悪い中、アタリを引き出す。
塩田さんの、何とかしたいと思う気持ちが、魚に口を使わせた。
「ニベかな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/3e/f7987dd23378fb87a143a9d3df8668ee.jpg)
塩田さんの予想通り、3キロクラスのニベが上がってきた。
山下さんに「ジグを少し重くしませんか」と、私なりのアドバイスをする。
ジグを変えて暫くすると、山下さんにアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4f/f9f7b4b986f620324931f1f347baa1bb.jpg)
「どうですか」
「良い感じで引きますね」
「カンパチかもね」塩田さんから声が掛かる。
「カンパチは、初めて釣ります」と、山下さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/5a/eab2c5235d33a6c6137616f4aece09c9.jpg)
2キロクラスのカンパチ(ネリゴ)が上がってきた。
「嬉しいです。初めてのカンパチです」
塩田さんからも、祝福の握手。
しかし、海の神様は悪戯好きのようだ。
北東の風が、強くなってきた。
白波も立ち始め、ウネリも高くなってきた。
ウネリが出てきた中、山下さんに強いアタリが来た。
船の揺れに気を付けながら、やり取りする。
「初めて感じる強いひきです」
山下さんも頑張っているが、獲物も下に突っ込む。
風、波を気にしながらのやり取りに、一寸した隙間が出来たのか…。
外れて止まった。
「残念です…」と、口惜しそうな山下さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/3b/8a69c3d496844e54b0fa63e5df32a52c.jpg)
一方では、ウネリが目線を越えるようになってきた。
風が一段と、強くなってきた。
時間は、午前9時前。
「撤収しましょう」
塩田さんに声を掛けて、安全第一帰港した。
夜明け前の船着き場でも、北東の風が時折吹いていた。
「白波が出てきたら、撤収しましょう」
「短時間勝負です」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/44/5f6d1125b8c81a0ce7452f07bba9f6f1.jpg)
港を出る頃は、風は、まだ穏やかだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/15/2393050b7372327e4b626f2223488bed.jpg)
ポイントに入ると、潮が下っていた。
「昨日は上っていましたが、一日で変わりますね」
流れる速さは、0.5ノット前後。
潮の流れよりも、風で押されているような感じだ。
塩田さんが、ジグに感じる下潮の様子を教えてくれる。
「なんか軽いですね。抜けますね」
動いていないかも、知れない。
白波はまだ、出ていない。
「今の内に、何とか釣りたい」
山下さんも、頑張っている。
塩田さんに、アタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/f0/c9b91646acf10b043459d789ec85cf2b.jpg)
下潮の動きが悪い中、アタリを引き出す。
塩田さんの、何とかしたいと思う気持ちが、魚に口を使わせた。
「ニベかな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/3e/f7987dd23378fb87a143a9d3df8668ee.jpg)
塩田さんの予想通り、3キロクラスのニベが上がってきた。
山下さんに「ジグを少し重くしませんか」と、私なりのアドバイスをする。
ジグを変えて暫くすると、山下さんにアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4f/f9f7b4b986f620324931f1f347baa1bb.jpg)
「どうですか」
「良い感じで引きますね」
「カンパチかもね」塩田さんから声が掛かる。
「カンパチは、初めて釣ります」と、山下さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/5a/eab2c5235d33a6c6137616f4aece09c9.jpg)
2キロクラスのカンパチ(ネリゴ)が上がってきた。
「嬉しいです。初めてのカンパチです」
塩田さんからも、祝福の握手。
しかし、海の神様は悪戯好きのようだ。
北東の風が、強くなってきた。
白波も立ち始め、ウネリも高くなってきた。
ウネリが出てきた中、山下さんに強いアタリが来た。
船の揺れに気を付けながら、やり取りする。
「初めて感じる強いひきです」
山下さんも頑張っているが、獲物も下に突っ込む。
風、波を気にしながらのやり取りに、一寸した隙間が出来たのか…。
外れて止まった。
「残念です…」と、口惜しそうな山下さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/3b/8a69c3d496844e54b0fa63e5df32a52c.jpg)
一方では、ウネリが目線を越えるようになってきた。
風が一段と、強くなってきた。
時間は、午前9時前。
「撤収しましょう」
塩田さんに声を掛けて、安全第一帰港した。
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