南とかちで遠隔ドーム、家でゴロゴロ天体撮像!!(笑)

えっちゃんが冷却CCDで深宇宙を撮像しています。

南十勝に遠隔操作で動くドーム2つを作り運営中!!

高校生や大学生に全くかなわないのを覚悟して勉強しなくてはいけません。

2016-08-31 09:14:25 | 画像処理ソフト

Photoshopの勉強にはYoutubeが最適です。

一般的に言えば、本を買うのでしょうが、天体写真と一般写真はマッチせず、

いったいどうしたらいいか悩むのが常です。

私は天体写真の画像処理の手法をyoutubeから勉強していますが、

先日、非常にわかりやすく天体写真においてレイヤーマスクの解説をしている

ビデオに出会いました。

そしてyoutubeの最後に、”これは**高校の天文部の後輩向けの解説です。”

というキャプションが流れました。

私は衝撃を受けました。高校生からこういうことをやっているのかと。

それも8ビットのGIMPの使用です。

高校生で(もちろん中学生や小学生もいるかもしれません。)こういう操作を勉強し始めたら

あっという間にオジサンたちには追い付かない、天の向こうまで技術は上がるでしょう。

私は必死に食らいついていく、練習を重ねる、ということですが、それしかないような気がします。

一般的に若者に比べてオジサンたちが優位な点はちょっと下世話な話ですが

お金を出して機材を買えるってことでしょうか?

しかし、前にも書きましたが、いい機材を買っても多少画像が良くなるでしょうが、

画像処理の上手い人には全くかないません。

つまり、画像処理を勉強しないといくら機材を買い替えてもガッカリするだけということです。

青い鳥には新機材にはいません。画像処理にいます。

もちろん、画質の向上に興味はなく、ただとって楽しいと思われる方には何の関係もない話ですが、

より良い画像を撮りたいのは人情というものです。


画像処理は出来上がりを想像して行う

2016-08-28 20:37:09 | 画像処理ソフト

天体写真には画像処理がほぼ必須ですが、

レイヤーマスクを使わない場合は正直なところ行き当たりばったり

なのではないでしょうか?

明るくしてみたら、レベルを調整してみたら、カラーバランスを変えてみたら

うまく行ったとか行かないとか、、、。

それに比べて、Photoshopのレイヤーマスクを多用した場合、

出来上がりを想像しながら行うことになります。

ということは明確に目標が設定されるということであり、

かなり高度な画像処理となります。

 

人生でもなんでも、目標設定するのと、行き当たりばったりで、やってみたらこうなったと、

随分と違いが出るように感じます。


Photoshopで簡単に画像スタック

2016-08-23 06:01:22 | 画像処理ソフト

天体写真のスタックに、Photoshopを便利に使っている人たちがいることを

見つけました。you tubeを見ていて気が付きました。

もちろん直接的にスタッキングのコマンドがあるわけではありません。

それはパノラマ機能を使っています。

スタックする画像を選び、autoでパノラマ合成します。

medianとか選ぶところもあったような気が

(スタック画像はもちろんノイズ処理、フラット処理を終えておきます。)

もちろんほとんど全部重なっていますのでスタッキングになるわけです。

ちょっとくらいずれても自動で調整してくれます。

もともとはパノラマ用の機能ですから当たり前ですよね。

 

最初に見つけたときにはまさに”目から鱗”でした。

このテクニックを使っていわゆる”新星景”のような画像も簡単に作っていました。

アメリカではかなり前から新星景みたいなことをやってますね。

地上をマスクしてやってるようですが、同じ手法なのでしょうか?

私は新星景の具体的な手順は全く知りませんので、同じ手法かどうかはわかりません。

その動画の通りに今度やってみようと考えています。

 

あと、レイヤーマスクについてもとても参考になる手法も見つけました。

 

レイヤー操作をある程度理解できるとPhotoshopの

他の機能の知識が自分なりに飛躍的に伸びました。

 単に色調調整に使っているだけではもったいなすぎます。

 

これからもyoutubeの主としてアメリカ人?の動画を視聴して

photoshopテクニックを盗み出したいと考えています。(笑)

 


上手な方の星野画像の画像処理方法を推測してみる

2016-08-21 08:19:26 | 画像処理ソフト

素晴らしい星野画像を見かけます。

特徴を考えてみました。

〇赤い散光星雲(青いのも)が見事に強調されている

〇分子雲の分布も見事

〇星の数がどうみても少ない

と考えました。

とても一枚の画像では処理しきれないですので

Photoshopのレイヤーマスクを多用している以外考えられません。

星を減らすことに関しては、私はあまり好きなフィルターではないのですが、

おそらく、フィルター→その他のフィルター→”明るさの最小値”を使っていると思います。

バックグラウンドが荒れるので好きではないのですが、

モザイクとかなら目立たないのかもしれません。

また分子雲を出すにはかなり持ち上げなくてはなりません。

そこで、

〇分子雲の良く出ているレイヤー(他は破たんしていてもいい)

〇星雲等が良く出ているレイヤー

〇星がきれいに出ているレイヤー(明るさの最小値を使って星を減らしている

まずはこの3種ほどのレイヤーを使い、必要のない部分をマスクして、必要なところのみを

使用してイメージフラッテンしていると思います。

今度の新月期にはFS-60CBの軽量システムが稼働できていると思いますので

軽くモザイクをやって検証し、どのような画像処理が分析してみたいと思います。

 

でも、結局撮像3割、画像処理(Photoshop操り)7割なんですね。

その思いはますます増幅しました。Photoshop(レイヤー操作)を習得しないと

もうどうしようもない時代となりました。もちろんそんなこと関係なく

楽しんでいる方には何の関係もない話です。

 

 

 


Photoshopのレイヤーマスク

2016-08-20 08:10:51 | 画像処理ソフト

Photoshopのレイヤーマスクを使って、いろいろな画像を処理して練習(遊び?)

をしています。

さらPhotoshopと天体写真に関してはyou tubeにも多数の動画が公開されており、

とても参考になります。

レイヤーマスクをいろいろ試して、どこかで似た感覚の経験があるな?と思っていたら、

銀塩時代の”覆い焼き”を思い出しました。(笑)

まさにあれのデジタル版ですね。

 

まあ、いかにその境目がわからないようにする、自然な感じに仕上げるかが肝心なところですが、

you tubeのある画像処理方法の動画を見ていたら、もっと境目を自然にする方法、それも

一発ですっと自然になる方法が公開されていました。

実際やってみるとかなりの効果があることがわかりました。

アメリカなどの英語圏ではPhotoshopの使い方、相当進んでいますね。

どんどん視聴して技術を学びたいと考えています。