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QHYの冷却CCD,ゲイン、オフセットの設定に注意!

2021-04-02 08:07:50 | 機材など
アマチュア向け天体写真撮像カメラの受光素子のタイプは
CCDとCMOSがあると思っています。
(素人だからわかりませんが、、、)

私はいままで何台もCCDタイプの冷却カメラを使ってきましたが、
そんな値求められたことはありません。

しかし、今回入手した冷却カメラ、QHY社のカメラですが、CCDタイプなのに
ゲインやオフセットを入れる項目があります。

気にせず撮像したら全く変な画像しか出ません、、。


さんざんネット検索して、やっぱり
QHY社のHPのQandAにたどり着き、
各機種の推奨(というより参照、写して自分で最適値を見つけるもの)のゲインとオフセットの値が出ていました。

https://www.qhyccd.com/index.php?m=content&c=index&a=show&catid=31&id=199

その値に設定すると問題なく天体写真が撮れました。

今回は珍しく海外からの個人輸入ではなく、日本の代理店を通して買ったのですが、
愚痴をいえば、付いてくるマニュアルにその値を書いておいてほしかったですね、、。
すごく苦労しました。(笑)

ZWO社の製品は分かりませんが、QHY社の製品を購入される方はゲイン、オフセットの値に注意したほうが
いいと思います。

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2 コメント

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Unknown (UTO)
2021-04-04 13:37:20
ボクが使った中では、例えば、米国OrionのStarShotDeepSpaceImagerとかSAC社のSAC10などの安価な冷却CCDカメラでは、GainとOffset設定ができました。
と、いうか、ボクから言えせればユーザ丸投げのいい加減な製品なのですが、価格が10万円を大きく切るような製品でしたので、止むなしかなーと思いました。
QHYは、CCDも老舗で(昔はNikonD40から剥がしたCCDを使ってるという噂もありました)、技術がある会社だと理解してますが、SBIGのような品質保証面では弱いのかな、と思ってしまいます。
自信もって、メーカがこの設定で!と呈示してくれれば、無意味なゲインやオフセット設定で、ユーザ側が混乱させられずに済むんですけどね、、

あ、オフセットは、念の為、冷却した上で、BIASと、撮影時のデータ(5分露光とか)を撮ってみて、MaxImDLで最小値が0でないことを確認してみてください。

もし、0があれば、Offsetの値を少し上げてみてください。

ゲイン設定は長秒露光で撮るなら無意味ですが、こちらはこちらでちゃんと設定したい場合には、飽和前後の光を入れてみて、65535が最大値になっているかどうかで、判断して設定します。
もっとちゃんとやる場合にはリニアリティ測定も行って決めないといけませんが、まあ、Gain0で損することもないので、、、低め設定なら問題になることはフラット撮影時の輝度値くらいでしょうか。天体撮影ならほぼほぼゲインは問題になることがありません。
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Unknown (えっちゃん)
2021-04-12 10:25:08
UTOさん

気が付かず、申し訳ありませんでした、、。
これから詳しく読ませていただきます。

本当にありがとうございました。
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