カメラレンズの新製品が発表されると、いつも驚くのは
非常に多い構成レンズの枚数です。
15枚構成もよくあるのではないでしょうか?
ふと疑問に思うのは、実際かなり減光してしまうのでは?
ということです。
一枚当たり95%の透過率があるとします。
15枚で、0.95の15乗で、約46%となり、この仮定があっているなら
入光の半分くらいしか生きてこない計算になります。
使えるなら、撮像にはやっぱり高性能な天体望遠鏡の方がいいのかなー、なんて
漠然と考えています。
カメラレンズの新製品が発表されると、いつも驚くのは
非常に多い構成レンズの枚数です。
15枚構成もよくあるのではないでしょうか?
ふと疑問に思うのは、実際かなり減光してしまうのでは?
ということです。
一枚当たり95%の透過率があるとします。
15枚で、0.95の15乗で、約46%となり、この仮定があっているなら
入光の半分くらいしか生きてこない計算になります。
使えるなら、撮像にはやっぱり高性能な天体望遠鏡の方がいいのかなー、なんて
漠然と考えています。
あと、シネマレンズでは、透過率も大事で、F値ではなく、透過率を考慮したT値が入れられてます。
Canonのシネレンズみると、135mmF2で、T2.2ですから、最新レンズに限ればさほど気にしなくても良さそうです。
望遠鏡もビクセンのASコーティング(こちらは透過率99.9%)など、頑張ってますが、残念ながら、反射望遠鏡はおっしゃるように、Al+SiOの場合90%程度のようで、主・副の2面で簡単に81%まで落ちてしまいます。
また、ボクのイプシロン200の古い補正レンズ4枚も通すと、相当暗くなり、昔、800mmF4なのに実効F5.6以下!と言われていたものです・・。
90年代以前のタカハシ・Vixen製品は総じて補正レンズのコーティングが悪く(薄い黄色タイプ)、暗くなりますね・・
あと、GSOのディエレクトリックコーティングなどの反射強化アルミは、可視光の狭いエリア450-650nmに絞れば95%以上の反射率が得られますが、反面、CCD撮像でも使いたい赤外線の反射率は大幅に低下(850nmで60%近く)するようで、近赤外まで使いたい冷却CCD使いとしては嬉しくないですね。
コメントありがとうございます。
今のコーティングは99.9%以上ですか!
凄い技術の発展ですね。
もう素人には何が何だか分かりません、、、。